初めてダイムラー社の自動運転車(コンセプトカー)
以来ずっと気になっていた「自動運転」について本日発刊の『
あなたは完全自動運転の社会が到来したらどうなると思いますか?
おそらく、交通事故の減少や渋滞の大幅緩和、
そもそも自動車を保有する必要もなくなるわけで、
まだまだあります。交通事故がない社会の到来は、
パソコンの普及で印刷会社が減ったように、
しかし、それとても、ひとつの側面に過ぎません。
あらゆる角度からものを考えるようにしたいものです。
『「自動運転」が拓く巨大市場』(井熊均編)では、
1.自動車至上主義
環境性や経済性よりも自分の嗜好にあった車を選び、自らハンドルを握る人たち。「クルマ命」というコアなファン。一部の高級車やスポーツカーなどの市場。
2.自動車生活者
「1」ほどクルマそのものへの愛着はないが、環境性や居住性を重視し、多少の遠出でも自らハンドルを握る人たち。
3.マイカー&公共交通機関併用型
運転への愛着はなく、必要があればエコカーを運転するが、長距離になると迷わず公共交通機関を選ぶ人たち。
4.クルマを利用はするが、自らは保有しない人たち
カーシェアリング、タクシー、レンタカー、公共交通機関などを適宜使い分ける人たち。
5.公共交通機関オンリー
決してハンドルは握らない。近距離は乗り合いバスやタクシーを、中長距離は迷わず公共交通機関を選ぶ人たち。
そもそも「1」
そうした自分で運転することにこだわりを持つ人は少なくありませ
となると、「2」「3」
つまり車が売れなくなるとすれば、「2」「3」
では、「4」「5」はどうなのか。
ここに莫大な市場が眠っている可能性があると先ほどの著書が指摘
さらに大切なことは、
「自動車を生産販売する製造業」という事業ドメインから、「
失われる市場もあれば、新たに勃興する市場もあります。
★「社長最前線!」10月号(本日9/20 発刊)
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