●私が小学生のころ、つまり昭和 30年代には世のなかには業種店しか存在しなかった。「業種店」とは、八百屋、肉屋、魚屋、乾物屋、豆腐屋、金物屋、菓子屋、果物屋、パン屋、酒屋、下駄屋、着物屋など、取扱い製品のジャンルを称するお店のことである。
製造業でいえば、メッキ屋、板金屋、鍛造屋、鋳物屋、鍛冶屋などであり、建設業でいえば、図面屋、足場屋、土木屋、水道屋、電気屋、屋根屋、左官屋などである。
●ところがそれでは仕事が発展しない。もっと幅広く商売しようと、取扱い製品を広げていく会社があらわれた。八百屋が食品スーパーになり、衣料品屋が総合スーパーやショッピングセンターなどに変わっていった。それらを総称して「業態店」という。
●「業態店」の好例がコンビニエンスストアだが、以前は酒屋や米屋だったお店がコンビニに変わった。コンビニは○○屋と定義することはできない。むしろ利用者の来店動機から定義して「コンビニエンスストア」(便利店)と称しているわけだ。
つまり、川上発想(メーカー発想)から川下発想(来店動機発想)へ、これが業種店から業態店への発想転換なのである。
あなたの会社では、業種発想から業態発想に切り替えはお済みだろうか。
●「銀座まるかん」の創業者、斉藤一人氏は自著『ツイてる話』の中で次のように述べている。
・・・
「自分は下駄屋をしている」と思うと、下駄が売れなくなればつぶれてしまう。ところが「自分は履物屋をしている」と思えば、靴も売れるから下駄が売れなくなってもつぶれない。でも、「靴屋」なんだと思っていると、靴下もハンカチもズボンも売れるかもしれない。あまり自分をしばりすぎると、それしかできなくなってしまう。だから、「私は商人なんだ」と思ったほうがいいんです。
ところが、「ウチには昔から専門でやってきた誇りがあるんです」という人がいる。最近はスーパーの大きいものができて、小さい専門店なんかより、スーパーの方がたくさんの品物が置いてあったりする。
だから小さいこだわりは捨てて、自分は商人なんだから、商売ならなんでもやるんだ、という広い気持ちを持ってください。
・・・
●かつて、ある自動車部品の組合で講演させてもらったが、幹事の方が「業界全体が仕事の激減で困っている」とこぼしておられた。
要するに下駄が売れなくなったということだ。下駄屋発想の社長にとっては下駄が回復するのは待つしかないわけだが、履物屋や靴屋の発想の社長にはチャンスはたっぷりある。。
●このように、本業の○○の仕事がないのなら、◎◎や△△の仕事をすればよい。「そんなのダメですよ」「うちじゃ畑違いですよ」と誰かが言うのなら、より実現可能な代案を出してもらおう。
じり貧を受け入れるのを拒否し、何かをやるのだ。しかも「□ヶ月以内に始める」というデッドラインも設定しておくべきだろう。
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