GE の日本法人の社長・安渕 聖司氏が書かれた『GE の口ぐせ』は今年読んだ本のなかでも印象的な一冊だ。大手商社や証券会社などを経てGEに転職し、現在は日本法人のトップにまでのぼりつめた著者がこのように書いている。
「これまでの私のキャリア・経験から見ても、GEというのは際立った特色のある企業です。120年以上の歴史を持ちながら、今なおアメリカを代表するグローバル企業であり続けているGEという企業の奥深さ、埋め込まれた知恵を、年々、発見し続けています」
同著では、GEのスピーディな仕事術や、社内のコミュニケーションの仕方、マネジメント手法から人材の育成まで、経営に関する重要なファクターについて触れているが、その GE の社内で知の共有にフル稼働しているツールが「Salesforce」なのだそうだ。
来年こそ営業を強化したい、販売力を高めたい、利益率を上げて収益を改善したい、とお考えのあなたに。世界の企業が認めたツールを使うことで、営業管理の水準を一気に引き上げてはいかがだろう。時間こそがお金に勝る資源であることを忘れてはならない。
英語のことわざに「No pain,No gain」（労なくして益なし）というものがある。営業改革のためのツール「 SFA 」導入には多少の学習と慣れと、いくばくかのコストが必要になる。つい、そうした「Pain」の方ばかりに目がいきがちだが、「Gain」の方にも着目したい。
それにはこの新しい資料を読まれるのがおすすめだ。来年こそ営業改革に効果をあげよう。
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