●読売ジャイアンツの調子がいい。だから急きょ予定を変更することにした。
昨日の日曜日は帰宅を遅らせ、東京ドームに行きたくなった。前日の朝にネットでチケットを入手し、当日、ドームの22番ゲート前にある券売機でプリントアウトして入場した。
試合開始1時間前の午後1時だというのにすでに半分近くの席が埋まっていた。首位中日と二位巨人がゲーム差ゼロで直接対決する。早くも天王山の一戦であり、盛り上がらないはずがない。
●それにしてもナイスゲームだった。
よもや先発投手を二回裏に交代させ、代打を送った原監督。その期待に見事応えた矢野選手。私は矢野が二塁ベースに立って声援にこたえる勇姿をみて胸が熱くなり、首に巻いたオレンジのタオルで涙をぬぐった。
●だが、後半は一転して中日が押せ押せ。
わずかなスペースに陣取ったドラゴンズファンの声援が東京ドーム全体を覆い尽くした。巨人の守護神・山口鉄也投手も巨人ベンチも、そしてドームを埋めた巨人ファンすべてを戦慄させた。
声援の迫力に「すげぇ!中日ファン」と思った。
●東京ドームで試合を観るのはちょうど 1年ぶり。やっぱりライブは実にいい。
野球人気も全盛期にくらべれば人気が離散した。看板番組だった巨人戦の試合でも視聴率は低迷。競技人口もサッカーなどに奪われ、少子化もあいまって危機的状況に陥った。
そのせいだろう。将来をみすえて、野球場に足を運んでくれる子供ファンを増やし、ゲームを楽しんでもらおうというイベントが目白押しだった。試合前には子供を入れてノック練習の時間があった。試合直前の始球式には投手と捕手だけでなく、内外野の全野手が子供。
ジャイアンツ選手と手をとりあっての始球式イベントになっていた。
これは日曜日だけの特別演出かもしれないが、試合前の緊張の瞬間にこうしたサービスを行うとは見上げたサービス精神である。
●最後のヒーローインタビューではお立ち台に立つ選手を囲むように、グランドに百人近いファンを入れた。何をするのかと見ていたら、ヒーローインタビューが終わって場内をヒーローが一周する。ボールをスタンドに投げ込み、最後はグランドにいるファン全員と勝利のハイタッチをして終わる仕掛けだ。それを見るためにスタンドにいるファンも帰らない。
●巨人ファン、特に子供連れファンにはたまらない。試合中にも、誕生日プレゼントやじゃんけんプレゼントなど従来にはなかった新メニューが加わって、ファンは「大切にされている」と感じる幸せな 3時間半だった。
東京ドームは地元ではないが、「また来るよ」とひとりごとを言ってドームを後にした。外は雨が降っていると、そのときはじめて気づいた。
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【編集後記】
◆今から名古屋で本気講座です。