●IT関連の特許業務を扱う弁理士と、マーケティング知財コンサルタントのお二人が著した『iPad 知的生産の方法』を読んだ。
50年配とおぼしきお二方が、かくも見事に iPadを使いこなしておられるのかと感動し、iPad を手に入れたばかりの私も大いに啓発された。
●本を自ら裁断し、スキャナーで読み込んで電子化をする、いわゆる「自炊」を 450冊もやってしまった著者。そのおかげで本棚が空っぽになり、いつも書棚ごと丸々持ち歩けるようになったとか。
だがそれよりも自炊のすごい点は、検索機能にあるという。任意の言葉を入れて検索すれば、たとえ何百・何千ページの分厚い本でも瞬時に目的の箇所が見つかるのはすこぶる便利!と激賞しておられた。
★『iPad 知的生産の方法』http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=3117
★自炊に便利な道具セット
http://astore.amazon.co.jp/will43-22?_encoding=UTF8&node=6
●「よし、私もやってみよう」とさっそく裁断機と富士通製のスキャナーを Amazonで発注した。二日後の昨日、それらが届いた。
開封とともにすぐ挑戦。
まず栄えある一冊目は、敬意を表して『iPad 知的生産の方法』を自炊した。
●余談ながら、自炊のテストは一昨年と昨年、二度に分けて行っている。その時はあくまでテストだったので、裁断しても惜しくない本を選んで自炊した。その時は、「へぇ、こんなものか」という程度で特別な感慨もなければ、感動もなかった。古めかしいスキャナーを使ったせいでかなり時間がかかったことと、裁断機もなかったので文房具のカッターで本を裁断した。それがうまくゆかず、ページサイズが不揃いだったり斜めに傾くページもあったので、クオリティが低かったことが理由だと思う。
●だが今回は裁断機とスキャナー合わせて6万円強の投資をした。
完成度の高い本の電子化ができれば、実用段階に進む。そのための投資であればペイできることなのだとお二人の著者が背中を押してくれたわけだ。
●そういう意味では、私にとってはじめての本格的な本の自炊。
まずパソコンにドライバーを組み込んでセッティング完了。その後、一冊目の自炊にとりかかる。所要時間を計ってみることにした。
裁断する時間、それをスキャンする時間、それをパソコンに取り込んで文字検索できるよう OCR化する時間、それを iTunes にファイル送信し、iPadで読み込む時間、すべてあわせたらジャスト30分だった。
初めてにしては意外に早いではないか。
●次にコンビニで朝買ったばかりの『お腹まわりにぐぐっと効く50の必勝法』をスキャン。こちらはフルカラーで自炊したが慣れも手伝って20分で完了。
●「よし、調子がいい。本気講座の推薦図書もやっちゃえ」と『プロフィット・ピラミッド』も裁断してしまった。 250ページの本だが、これも20分でミッションコンプリート。三冊自炊し終えたところで一服し、検索機能を試してみることにした。
●三冊ともアップル純正のアプリ「iBooks」で読んだのだが、このアプリには意外な弱点があると判明した。
検索機能が一応はあるのだが、日本語の文字認識がうまくできないのか、ヒットしない。『プロフィット・ピラミッド』には本来 7箇所ある「開発部門」という言葉が「一致するものが見つかりませんでした」となる。検索性能が脆弱なのは痛すぎる。
●「なんだ、だめじゃないか」と落胆しかかったが、「iBooks」だけが電子書籍アプリではない。ほかに幾つもある。
私のお気に入りのひとつ、「i文庫 HD」で読んでみることにした。こちらはページをめくるときに実際のページめくりの動作をしてくれるので気に入っている。はたして検索の性能はどうか?テストした結果、こちらはきちんと検索機能が働いてくれた。
●それで満足していてはいけない。長いつきあいになりそうな本の自炊生活だから、スキャニングする際のモードをいくつか比較して試してみることにした。
●モードはファインとスーパーファインがある。カラー、モノクロとグレイがあるし、ドットピッチ(精度)も 200、400、600などとたくさんの中から選べるので、それによって iPad での読みやすさや検索ヒット数がどう変わるのかチェックすることにした。
●仮説では、当然、密度の高いスキャンをしたときの方がキーワード検索の結果も良くなるものと思っていたのだが・・・。
やってみたら、逆であることがわかった。スーパーファインよりも、単なるファインの方が検索結果が優秀だったのだ。なにが原因でそうなるのかは昨日の段階ではまだ不明。ビジネス書ではどのモードでスキャンするのがベストなのかは、もう少し調べてからレポートする。
●きっとこれから私の iPad にも 何百冊もの本が入ることになるだろう。仮に一冊あたりの PDF ファイルの容量が 20メガだとしても本のデータだけで10ギガも使うことになる。本だけでなく紙の資料の多くも電子データ化されるようになるだろう。
クラウド全盛の時代でも、デバイスは大容量にしておいた方が安心であるというのも昨日の結論。
<後日につづく>
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【編集後記】
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たくさんのメールや Facebook でのお祝いメッセージ、ありがとうございます。大沢さん、サプライズありがとう!感激しました。