●次の五つの文章には間違いが一つずつある。
間違いの内容は単なる”誤字”であったり、認識の間違い、つまり”誤解”であったりする。
それはどこだろうか。全部で五問あるが、(たぶん)だんだん難しくなるはずだ。
何も調べず五問すべての間違いに気づいた方は相当な方だと推察する。
では、さっそくいってみよう。
●問題1.
「メルマガを書き終えたら何度も推敲するようにしている。完壁でない文書を配信することは、恥をばらまいているようなものだから」
●問題2.
「お酒が大好きな私でも、接待で飲む酒では酔えない。特に上得意客のA社長ように気の置けない方とご一緒するときなどは、最後まで気をつかいっぱなし。そんな日は結局、帰り道にひとりで飲み直すことになる」
●問題3.
「ときどき息子と将棋を指す。当然私が手ほどきする立場なのだが、彼が中学三年生ぐらいになったとき、初めて負けてしまった。
『ついにこの日が来たかぁ』と感慨深かった。
ご存知のように将棋の王様には、『玉将』(ぎょくしょう)と『王将』(おうしょう)の二種類あり、いつも私が選んでいた玉将をそのときばかりは息子にゆずって王将を取る羽目になった。そして、悔しいことに昨日の一番でも負けた私は、次回も王将での戦いを余儀なくされているのだ」
●問題4.
「ソフトクリームが大好きな私の姪っ子は、ちょっと変わった食べ方をする。まずクリームの部分を舌とスプーンでていねいに全部なめおえてから、おもむろにコーンの部分をかじりはじめる。とうもろこしが原料のコーンの風味と食感が大好きらしい」
●問題5.
「今年母が米寿(88歳)を迎えたが、なんと母の兄が先日、富士登山に初挑戦し見事成功したという報せをくれた。その叔父は今年92才になるそうだが、いまだに週二回のジム通いが欠かせないという。私も負けちゃいられない!」
<誤りの箇所および解説はあす>