自分が拒否されたのではなく、提案が受け入れられなかっただけ。そう分かってはいるが、営業はストレスが多くて好きになれないと思っている人は多い。そうでなくとも自分は特に忙しいと思っている人を相手に、「当社は来月から全員営業に取り組む」とあなたが言いだせば猛反発を受けるだろう。なかには辞めたいと言いだす社員が出るかもしれない。
そこに業績の壁がある。
なにも全社員が営業訪問や営業電話をする必要はない。餅は餅屋、営業は営業に任せればよい。だが、社員ひとりひとりが自分の持ち場でできる営業サポートや顧客対応があるはずだ。そこを自覚し、行動すれば業績は必ず伸ばせる。反対に、売る人とつくる人、事務をする人の分業が進みすぎて意識までがマーケットや顧客から離れていくと、会社全体が沈没していく羽目になる。
そうしたなか、9月に発売された一冊の本がネット書店だけでなく、リアル書店でも好調な売れ行きを示している。
『中小企業のための”全員営業”のやり方』(総合法令出版)といい、
著者は全員営業の仕組みを専門にコンサルティングしている辻伸一氏
(辻経営有限会社 代表取締役)である。
→ http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=4372
「今いる社員、今ある商品で勝てる!」というコンセプトに惹かれ多くの経営者が氏の門を叩いている。1年で年商を96億円アップさせた専門商社や、同じく1年で年商95億円が159億円になった製造業や、年商38億円が2年で85億円になった建設・不動産会社があらわれるなど、氏の指導による全員営業は効果テキメンのようである。
人を増やしたり、商品を入れ替えたりすることない。原則として残業も増えない。御社の社風にあった仕組みをつくり、いつでもその成果を再現できるように指導しましょう、というのが氏の流儀である。
11月と1月に氏が主催する「全員営業の実践法セミナー」が開催されることになった。本では書ききれなかった、実際に“全員営業”を自社に導入する際の具体的な実務と、生々しい話題がタップリ聞けるそうで大変お得である。これに参加し、来年・来期への弾みをつけよう。
セミナー
【すべての部門・すべての社員を営業戦力化する『全員営業』の実践法】
・11月19日(木)、1月26日(火)東京国際フォーラム
セミナー詳細・申込みはこちら→ http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=4373
※内容にご不満の場合:全額返金保証付き
次のような「全員営業」のメリットに興味がある方には特におすすめしたい。
・人手を増やさずに、残業も増えずに、営業力が上がる
・がんばるよりも、やることをやれば売上があがる会社に変わる
・顧客接点が強化され、値下げや無理難題を言われなくなる
・営業の仕組み化により、担当者が交代してもお客が流出しなくなる
・営業活動や教育指導の体系化により、新しい社員が早くに育つ
・お客作りと社内業務の整備により、世代交代の後も業績が継続
・全員に営業マインドが浸透し、お客作りを意識した仕事をし始める