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役者が揃う会社

●昨日は久しぶりに都内のホテルに泊まった。5年ぶりになる。すぐ近くにある日生劇場(日比谷)ではミュージカルをやっていた。
何の演目だろうと見てみると、V6の坂本昌行が怪傑ゾロを演じている「ZORRO THE MUSICAL」だった。

●見たい、と思ったが「がんばれ!ナイト」があるからムリだった。
ミュージカルや芝居、歌舞伎など観劇好きな私。役者が与えられた役柄になりきって最高のパフォーマンスをみせてくれるところが大好きである。その、なりきりぶりが好きである。役者本人の素の部分が出ているうちは演技下手で、「あの役者誰だろう?」と思わせるぐらいの役者が良い。

●ある意味、会社もそういうところかもしれない。
「あの人誰だろう」というぐらいに明るく、そして最高のパフォーマンスで仕事をする。自宅は楽屋のようなもので、楽屋ではじめて素が出る。職場は神聖な舞台なのだ。

●かつて武蔵野(小山昇社長)さんを見学したとき、役柄を演じている役者(社員)と脚本書きと舞台作りをしている演出家(社長)を見ているような気になった。
それは、下手な小芝居なんかではなく、互いに真剣に役を演じきっていたのでこちらもちょっとした感動をおぼえた記憶がある。

●それは武蔵野に限ったことではなく、経営理念や方針が明確な会社は、それぞれ独特の企業文化をつくっている。
東京都江戸川区の「古田土公認会計士・税理士事務所」もそんな会社のひとつだろう。
古田土満(こだと みつる)所長は若者にむかってWebでこう檄を飛ばしている。

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何のために働くか、どうせ働くなら人様に思いっきり喜ばれる仕事がしたいと思いませんか。
誰が一番私達の仕事を喜んでくれるのか。本当に世の中で手助けしなくてはいけないのが中小企業で働く人達です。中小企業を支援するということは資金のことだけでなく、人の問題、売上の問題、財務体質の改善、経営計画の指導、税金のこと、銀行交渉とお客様に喜ばれる仕事はたくさんあります。
中小企業の社長さんはこれらの問題に常に悩み助けを求めています。
しかし、多くの会計事務所は税金の申告のみに関心があり、中小企業の経営に関心がありません。
我々は日本の中小企業を元気にするため中小企業で働く人達に幸せになってもらうために、過去会計ではなく、未来会計に重点を置き、会計が経営の役に立つ仕事をしています。そのために一番力を入れているのが、月次決算による財務コンサルティングと経営計画です。特に経営計画は教えるのではなく見せる指導をしています。
就職先を技術ではなく夢や経営理念で選んでやりがいのある人生にしませんか。お待ちしております。
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●「経営計画は教えるものではなく見せるもの」を実践している同社。

会社に行くとぶ厚い経営計画書(約200ページ)と別冊の諸表編を見せてくれる。欲しくなれば、その場で売ってくれるはずだ。私はネットで申し込んで入手したが10,500円だった。メールで実にていねいに応対していただいた。

●届いた経営計画書は怪物のようなシロモノである。
とにかくぶ厚い、そして字がデカイ、ことこまか(マニュアルも兼ねている)、他社や他人のいいとこ取りのオンパレード(それは素晴らしいこと)。

何よりもこちらを圧倒するのは快進撃をつづける業績である。急成長していて無借金経営。新規客開拓数日本一の税理士事務所なのだ。

●こちらのホームページを見てほしい。

これが役者集団の会社だ。素のその人がどこにもいない。全員でひとつの舞台を作りあげている。経営計画発表会の画像からはパッション以外の何も感じられない。

★古田土公認会計士・税理士事務所 → http://www.kodato.com/

●来期(第30期)の経営計画発表会は平成24年1月12日に船堀タワーホールで開催するそうだ。全職員150人の会社だが、経営計画発表会には600人集まるという。参加料は今年10,000円(二人目から5,000円)だった。
私はすでに来年の発表会への参加申込みを済ませた。あなたも一緒にいかが?