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超早起きに挑む

●昨日の【編集後記】に反応する読者が何人かみえた。

「早起きカレンダー」って何?という問い合わせである。私が勝手に
「早起きカレンダー」と書いたが、正式名称はこちら。

・・日々のことば 宗次徳二「早起きの達人」・・

●モチベーションと寝起きには素直な相関関係があり、楽しみな約束があったりうれしいことがあるとすぐに目が覚める。しかし仕事の調子が悪い、考え事が頭から離れないというような日々だと寝起きが悪い。どうせ起きても楽しいことがないから限界まで寝ていようというわけだ。

●私の場合はもともと低血圧気味なので、朝型ではなく夜型だと周囲に言い訳しつつ、朝起きから逃げてきた。
メルマガ発行をはじめた2000年から2002年にかけては、4時起きを守ったことがある。それはワクワクしていたのと同時に、そうしなければ発行に穴をあけそうでこわかったせいもある。それがいつしか余裕めいたものが出て、毎朝7時、8時起きになっていた。

●それを今年から6時起きにして8時までに会社に行くリズムに変えた。
これからは5時起きにして7時出社にするつもりだ。始業は10時なのでスタッフが出てくるまでに2~3時間ある。それが毎日なのだから、かなりたくさんの仕事ができる。なんだ、時間が足りないと思っていたが埋蔵金がこんなにもあったのか、と驚く。
しかも夜は酒を飲まないのを基本にしたので、目いっぱい20時、21時まで働く。土日も祝祭日も関係なくこのリズムを守る。それで仕事がうまくいかないはずがない。

●早起きのきっかけは昨年暮れ、ランチタイムにCoCo壱番屋へ行ったこと。レジのところに「早起きの達人」がかかっていた。注文したカキフライカレーを待つ間にみつけた。

「これって売りものですか?」
「はい、当社の創業者のことばを日めくりにしたものです」
「へえ~。あ、これ下さい」
「分かりました。すみませんが、包装品が売り切れで、展示品しかないのですが」
「展示品でいいですよ」
と買い求めた。

●宗次徳二氏。
ゼロから1,200店舗のカレーチェーンを作りあげ、東証一部上場企業にした男。氏の超早起きは有名で、以前にお聞きしたときは午前2時起きだったと記憶している。

●「早起きの達人」によれば、始業時刻の三時間前までなら”普通の早起き”、四時間以上前で”超早起き”になるという。
まずは”普通の早起き”で身体を慣らし、徐々に”超早起き”にもっていくと良いらしい。

●「早起きの達人」は、早起きの大切さやゴリヤクだけでなく、早起きしない人の弱さや甘さを指摘している。それが結構ぐさっとくる。
それに、早起きするための大切な心得も説いているのがこのカレンダーの魅力。それは何十年ものあいだ早起きに取り組んできた経験者にしか書けない内容だろう。ほんのさわりだけ、かいつまんでご紹介してみたい。

・自分に甘い人は早起きしない

(その後厳しいお言葉が三行続くが、あえて割愛)

・朝起きは何時でもつらいもの

朝起きは毎朝の格闘です。どれだけ寝ても起きるときはつらい。
夜ふかしすればなおさらです。それでも毎朝必死で早起きし、早起きのための早寝はしない。「遅寝早起き」が鉄則です。何時に起きてもつらいものはつらい
のですから、気の持ちようだと覚悟を決めることです。

・早起きは続けても身につかない

早起き、超早起きを何十年続けても、起こされるのはいつも目覚まし時計です。何十年続けようが決して身につかないのが早起き。
だからこそ、毎朝必死でトライしましょう。

・損得第一の人は早起きしない

(解説割愛)

・早起き実践三ヵ条
早起きは
一 毎朝同時刻に起きるべし
二 毎朝何があっても起きるべし
三 起きたらすぐ行動すべし

こんなのが31項目ある。

●「早起きの達人」はCoCo壱番屋の一部の店舗ならびにこちらのホームページでも入手できるようだ。興味のある方は是非これをオフィスか自宅に掲げておこう。効果てきめんである。

→ http://www.munetsugu.jp/shop1.html