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続・”希望が持てる政権”

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●昨日号につづいて、セントラル総合研究所の八木社長との対談内容を掲載する。

武:民主党マニフェストは中小企業経営者にとって希望の持てるものであるということがだんだん分かってきたが
八:ありがとう。念のためにお断りしておくが、私は決して民主党支持者ではないし、提灯を持とうとしているのでもない。
今回のマニフェストが制定される以前から、あらゆる政党の政治家や金融行政の専門家と意見交換を重ねてきて、あまりにひどい中小企業の実態を救うには政権交代するしかないと思ってきた。今回、それが実現し、中小企業者への福音ともなるようなマニフェストが実行されるのが楽しみでしようがない、という気持ちだ。
武:期待したい。ところで、景気がいつ持ち直すのか不透明ないま、中小企業が資金手当を円滑に行うことは容易ではない。国内銀行が中小企業にお金を貸さなくなっているし、次の好況が来るまで待てない企業も多い
八:たしかに2007年から貸し出し総額の前年割れが続いている。明らかに経済の活力が落ちている。だから「マニフェスト36」にある中小企業を総合的に支援する、という政策は一日も早く実現してほしいと思っている。

・使い勝手のよい特別信用保証を復活させる
・政府系金融機関からの借入の場合、個人保証を撤廃する
・自殺の大きな原因になっている連帯保証人制度の廃止をふくめ、
あり方を検討する
・金融機関が地域にどの程度寄与しているのか、中小企業への貸し出し実態の公開を義務化するなど「地域金融円滑化法」を制定する
・中小企業の技術開発などを促進する制度の導入など、「100万社起業」を目指すなど、いずれも注目に値する法案がズラッと待ち受けている。
武:借金経営からの脱却も含めて、中小企業は銀行への依存度を下げていくべきだろうか?
八:おのずとそうなる。もともと日本企業は世界の中でも群を抜いて間接金融の割合が高い。銀行からの借入金で経営しているわけだが、今後徐々に直接金融の比率が高まっていくだろう。従来、上場か社債発行か、ぐらいしかなかった直接金融の手段が多様化していくことを期待している。
武:個人保証、連帯保証の廃止は是非とも実現してほしい
八:それもマニフェストにあるのだから、実行されるだろう。アメリカの経営者は二回ぐらい倒産・破産している経営者の方が信用される。事実、倒産者の7割は再起している。だが、日本では25%しか再起できていない。個人保証、連帯保証という制度が再起を阻んでいるからだ。アジアの一部地域にしか存在しないこの保証人制度を撤廃させることができたら、敗者復活ありのダイナミックな環境が整う。
武:個人保証がなければ、親から子へ、社長から社員へと事業承継もしやすくなるだろう
八:そうだ。その結果、雇用も技術も守ることができる。
武:借入する際、保証人がいらないのはありがたいが、担保になる物件をもたない者はずっと弱者のままなのだろうか
八:不動産についても申し上げたいことはたくさんあるが、それは私の著書をお読み願いたい。ここでは、担保についてだが、担保力といえば不動産ぐらいしかなかったのが妙な土地神話を生んだ。だから、土地以外のものにも担保価値を持たせればよい、という議論がある。
武:それは、老舗ののれんとか、企業ブランドのようなものか?
八:それも良いかもしれないが、ヨーロッパに「マイスター制度」がある。技術の確かさやその価値に、経済的担保力を与える。
それによって歴史ある企業がひっそりと消え去っていくようなことはなくなるはずだ。
武:しかし、それは現実問題として可能なのか?
八:当然、紆余曲折はあるだろうが、政策課題として上がっているテーマだ。
武:個人金融はどう変わっていくか
八:私は最新著書で「消費者金融を潰すな」ということを書いた。いままでは、一貫して消費者金融を批判してきた私だが、最近までの自民の政策はやり過ぎだと思う。アイフルが私的整理に入るなど、もしこのまま国内から消費者金融が消えてしまったら、困るのは中小企業者だということを政治や官僚は分かっていない。
武:ほぉ
八:消費者金融や銀行系カードローン、クレジットカードローンなど、いざという時にそなえていつでも小口資金を調達できるように備えておく経営者は少なくない。その実態を知っていれば、消費者金融も必要だということが分かるはずだ。

●『民主党政権で中小企業はこう変わる!』 (八木宏之著)という。

→ http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=2242

●最後におしらせ

今回の対談していただいた八木社長をゲストにお招きして、臨時「がんばれ!ナイト」を緊急開催することにした。

・住宅ローンはどうなる
・ごまブックスはなぜ再起できたのか
・不動産業界はどうなる
・最低賃金の引き上げ問題はどうなる
・小沢幹事長はいま、なぜ表に出ない

などなど、著書に書かれた内容以外のことにもオフレコで言及されます。質疑応答時間も30分ほど確保するほか、懇親会にもご出席いただくことになりました。

・12月1日(火) 臨時がんばれ!ナイト「八木宏之社長」

※対象者:「がんばれ社長!」読者であればどなたでも。
「がんばれ!ナイト」→ http://www.e-comon.co.jp/training_show.php

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