●「役員なのに決算書が読めない」・・・それが40才になるまでの私だった。役員とは言っても実質は雇われの身、私が決算書を読めなくとも、私のボスが数字に強いから大丈夫だと甘えてきた。
「営業利益」とか「経常利益」と書かれている欄がプラス(黒字)になっていれば大丈夫だとばかり、月次試算表は数秒しか見ない。
●その会社がバブル投資で失敗し、本業以外の要因で倒産した。
私は経営コンサルタントとして40才で独立したが、決算書をまったく読めない危なっかしいコンサルタントだった。
●そんな私を見かねたのか、知人のS社長が「武沢君、オレの代わりにこの本を読んで、中味をオレに教えてくれ」と一冊の本をくれた。
それは『野望と先見の社長学』(佐藤誠一著、JMCA)という本だった。
●「むずかしそうだな」「ボリュームがあって面倒くさそう」という気持ちを抑えて、その帰りみちの地下鉄で読み始めた。
10数分後、目的駅に到着したが降りてオフィスまで歩くのがもどかしく、構内のベンチに座って約30分間読み続けた。
分かりやすいし、おもしろいのだ。やめられない、止まらない。
●売上くらいはわかる。粗利益の意味も分かる。
だが、営業利益と経常利益の違いはよく分からない。ましてや貸借対照表の方はさっぱり分からない、そんな方でもさくさく読める名著である。
・役員報酬は幾らにすべきか?
・利益は幾ら以上出すのが妥当か?
・社員の人件費はどの程度にすべきか?
・設備投資の水準は?
・銀行からの借入金はどこまで許される?
・現預金はいくらあるべき?
そうした判断のよりどころは全部この一冊の中にある。
社長は社内の誰よりも思いが強く熱い。だからこそ、その思いを数字で目標設定できるようにしておこう。
●著者の佐藤誠一さんが現役社長(東証一部上場企業)時代に書いた一冊。残念ながらすでに故人となられたが、私の数字知識のほとんどはこの一冊だけのおかげと言っても過言ではない。
経営者、起業家、その予備軍、コンサルタントに強くおすすめの一冊。
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■長期発展計画の画期的ノウハウ『野望と先見の社長学』
現役社長ならではの端的で分かりやすい解説と、メーカー、小売、卸売、建設業各社の応用実例をあげて、3年、5年、10年先までの繁栄体勢の築き方を、社
長最重要実務として解説。40年以上におよぶ実践の中から編み出された長期計画の画期的ノウハウを残らず公開した貴重な書。
http://www.jmca.net/books/yabou/kk.php?&id=138
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■日本経営合理化協会について
・「日本経済を活性化するためには、中堅・中小企業が成長、発展することが不可欠」との信念から、その経営業務合理化に必要な諸事業を総合的に推進し、もって日本の産業の発展に寄与する事を目的として昭和40年に設立。
・当出版局は、「社長だけのために書かれた手造りの実務書」を目指し、社長として熟知すべき実務をさまざまな角度から掘り下げ、当代一流の専門家が全指導ノウハウを集成、出版することを目的としている。
・所在地:東京都千代田区内神田1-3-3
TEL03-3293-0041 FAX03-3293-0048
・理事長・牟田 學
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【発行者】有限会社がんばれ社長 代表取締役 武沢 信行
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