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続・一山百文(ひとやま ひゃくもん)

昨日号で東北のこと、盛岡のこと、原敬のことなどを書いたところメールを何通か頂戴した。岩手出身の米内光正 第37代総理大臣のご親族の方から「岩手県からは4人ではなく5人の総理大臣を送り出しています」というご指摘もあった。

調べてみたら、「出身地」の定義によって変わることが判明した。第40代内閣総理大臣の東條英機氏は、東京で生まれているが岩手に本籍をもつバリバリの盛岡出身者。生まれが東京だったことから「東京の政治家」扱いになっているものが多い。私がみた原敬記念館の資料もそうなっていたので「岩手出身の総理大臣は4名」と書いた。

岩手県人である東條英機氏をカウントに入れるならば5人になるわけで、8人の山口県(長州)に次いで岩手は単独第二位となる。ちなみに東條が東京から岩手へ”移動”した結果、群馬と東京がともに4人で第三位となる。第五位は石川、京都、岡山、広島、鹿児島の3人。

こうみると、意外に鹿児島(薩摩)が少ない気がするがどうしたものだろう。政治よりも軍事に力を入れたせいだろうか。

「都道府県別 内閣総理大臣」
http://matome.naver.jp/odai/2135362633583061001

「福田パンに行きたい」と私。
トラパンツのスタッフの方が「原敬記念館以外にどこか行きませんか」と提案してくださった。私は一度行ってみたかった「福田パン」を所望したところ、「かしこまりました」と気易く受け入れて下さった。ここはコッペパンに様々なクリームや総菜類を挟んでいただく。店頭で自由に中味をリクエストでき、価格もリーズナブルなことから、盛岡ではソウルフード扱いを受けるほど人気のパン屋さんなのだ。

福田パン http://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3001022/

「盛岡三大麺」というものがある。今回の盛岡滞在では昼食と夕食の二回しか食事機会がなく、その二回で「三大麺」を食べていただこうとトラパンツの方々に知恵をしぼっていただいた。昼食で冷麺を食べたので、あと二つを夕食で。セミナーが終わって19時半から懇親会が始まった。郷土料理の専門店に前もって話をつけ、

我々のための特別コース料理をオーダーしていただいていた。そのコース料理の締めが「わんこそば」と「じゃじゃ麺」だった。もちろん締めなので「わんこそば」はお椀一杯だけだが、これも立派な「三大麺完全制覇」である。

<明日は山形のことを書いてみたい>