おまけよ、おまえもか・・・
おまけ商法の元祖ともいえる江崎グリコが、また斬新なことを考えました。『キンダーサプライズ』(1個150円)というおまけ付きお菓子のおまけとして、ネットアクセス権を与えるというもの。おまけの紙に印刷されたURLとパスワードを入れれば、ゲームが20分楽しめるそうです。今年の秋からこのサービスを開始。ついに、おまけもITの時代。ちなみにこのおまけのパスワード、何%の人たちが実際にアクセスしてゲームを楽しむとお思いですか?
お菓子の輸入元会社のあるイタリアでは、すでにこの製品が先行発売されており、同国では何と68%もの人がネットゲームにアクセスしているといいます。これは、スゴイ数ですね。
昔は邪道とか、子供だましなどと陰口を言われたおまけ商法、今では立派にひとつのマーケッティングジャンルを作り上げました。さあ、ここで読み進めるのではなく、二つのことを考えてみましょう。
1.あなたの会社でおまけ商法を応用するとしたら、何が考えられますか?意外におまけのほうが人気だったりする、そんなこと ってあなたのビジネスではないでしょうか?
2.おまけとIT、そこに何かヒントがありませんか?
接触好感度の公式に異議と新提案・・・東京のKさん(女性)より
「がんばれ社長!」4/23号でお届けした「接触好感度」公式に対して建設的なご意見を頂戴しました。セクハラに例えるあたり、うまいですね。ご紹介しましょう。
4/23号バックナンバーはこちら ↓
http://www.e-comon.co.jp/SampleE-comon/backnumber/020423.htm
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初めてメールいたします。毎日、メルマガを楽しみに拝見しています。さて、受け手が感じる「接触好感度」=コンテンツの質×接触手段
という公式ですが、この公式は、過去に未接触の場合にはあてはまるかもしれません。が、大抵の会社は既にいろんなところで、CMを見たりDMを受けたりしているんじゃないかと思います。
となると、「接触好感度」=過去の好感度×適正接触頻度との差×内容辺りではないでしょうか?
過去の好感度がマイナスだと、頻度が多かったり内容が豊富であればあるほど、嫌悪感がつのり、いやがられます。逆に、プラスであれば来ればくるほど歓迎されたり。。
頻度は、多いのも少ないのもまずいみたいな気がするので、そうなると適正値との差を取るかなと。適正値は過去のやりとりの経緯から決まってくるような気がします。初回ならこのくらい、過去に数年取引(つきあい)があればこのくらい、と。
余談ですが、好感度議論は、セクハラ議論とほぼ同じような気がします。女性の立場からすると、極論すれば、好意を持ってる相手から多少迫られるのは逆にOKだったりするのですが、これまで付き合いがない人や嫌悪感を持つ人から突然ふみこんだアクションがあると、それは「セクハラ」だと解釈してしまいます。それと同じ議論かなと思ったりしました。(もし転載されるなら、名前はふせてくださいね)
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Kさん、感謝します。
あなたならどうする、こんな相手・・・読者からのむずかしい質問
私は、がんばれ社長を楽しみにしている者の一人です。主人は常にネガティブ思考(特に仕事に関しては)です。そんな彼に今回の武沢さんの原稿をみせたところ、「そんなこと誰でもわかってるんだ、分かっているけどそれが出来ない人間が多いんだよ」と反対に叱られてしまいました。こんなとき、武沢さんは何と応えますか?
武沢・・う~ん、難しいご質問ですね。ちょっと時間下さい。どなた
か、アドバイス下さい。take@e-comon.co.jp