「うらやましいな」と思ったことはありませんか。一流企業に就職が決まった若者の聡明さや逞しさをみると、嫉妬にちかい感情がわいたり、「今の我社にあのような人材は来るわけがないか」とため息をつきたくなったりします。
社長や人事の責任者がそう思っているかぎり、永遠に一流の人材は採れません。
・規模が小さすぎる
・同族企業だから
・待遇が悪すぎる
・名もない地方企業だから
それらは採用活動のハンディキャップになりますが、決め手にはなりません。しっかりとした事業哲学がないことや、明確なビジョンが不在であることが人材獲得競争に負ける理由なのです。いや、そもそも負けてもいません。地方の無名企業は大手企業と戦ってもいないのですから。
「そんなこと言っても、現実問題として都心に会社があり、待遇に魅力がなければ良い人材は採りにくいでしょう?」というあなた。
たしかに簡単ではありませんが、働く場所が都心指向ではない若者はたくさんいます。さらに待遇指向でもない若者も多いのです。
東京などの都会から優秀な人材を毎年採用している地方の会社はたくさんあります。まずはこの会社の事例を読んでみてください。一流の人材を採用し、鍛え、大きな夢にむかって一緒に仕事をしていきたいというトップの情熱があれば、トップクラスの人材は採れるようになるという好例です。うちでもやれるかもしれない、と思えることが大切です。
『地方企業の採用成功ノウハウ』(株式会社ビズリーチ発行)
→ https://goo.gl/xCD6N6