暮らしの手帖
暮らし上手をめざす人たちの手帖のような存在になりたい、と戦後まもなく、花森安治氏と大橋鎭子氏が『暮しの手帖』を創刊。あれからちょうど60年、人間でいえば還暦を迎えるキャリアですが、一昨年、新編集長を迎えて内容はますますフレッシュ。
『暮しの手帖』の最大の特色は、広告を載せないこと。こうした姿勢の雑誌の先がけでもあります。
花森安治 作＜一銭五厘＞から
ぼくらの暮しと 企業の利益とが ぶつかったら 企業を倒す ということだ
ぼくらの暮しと 政府の考え方が ぶつかったら 政府を倒す ということだ
暮らし第一主義とも言える思想を昭和21年から掲げてきたこの雑誌の最新号を私も拝読しました。
やがて主婦になるだろう長女にプレゼントしたいと思える雑誌です。
そして、読み捨てではなく家庭に一冊バックナンバーをプールしたくなりました。
お値段も手頃ですね。
暮らしの手帖 → http://www.kurashi-no-techo.co.jp/
「ある経営コンサルタントの業務日誌」余話
4月16日号でお届けした「業務日誌」には結構な反響がありました。
その一部をご紹介しましょう。
１．福島県 Ｇさん（男性、社長）
（わずか）7～8年前の武沢氏が自分の給料すらまともに取れていなかったとは知りませんでした。（中略）
ところで質問ですが、あの日誌は本当に当時のものそのままですか？
それと、貴殿は日誌を付ける習慣をいつ頃からお持ちなのでしょうか。
＜武沢より＞ あの日誌は現物です。削除した箇所もありますが、加えた箇所はありません。残念ながら規則正しく日誌を付ける習慣はありません。時々思いついたように書く程度ですが、後から読み返してみるとなつかしいので、もっと書いておきたいですね。
２．広島県 Ｋさん（男性、社長）
あまりに素直な日記を見させていただき何より勇気が持てるものでした。
＜武沢より＞ 今の自分を開示するには勇気がいりますが、昔の自分だったら平気です。自分で自分を笑い飛ばせるような気がします。
「いったい何やってんだ！」と。
３．Ｔさん
今日の日誌を読んで勇気がわいてきました。
個人店を開業して早や６年。妻が別の仕事をしていて、利益がゼロでも食べて行かれる状態だったので、自分の給料がほとんど無いことも多々ありました。
仕事が好きだったので、苦にはなりませんでしたが・・・
２年前、このままではいけないと思い、自分に負荷をかけるため借金（設備投資）しました。従業員も最初１人だったのですが、２人、３人と増やし、そして
このところ、やっと自分の給料が出るようになりました。
ここでさらに拡大していくか？今のままの規模で安定させる事を考えるのか？
今日の、メルマガを読んでいて、自分がこの仕事についた時の夢を思い出しました。１人でも多くの方に来て頂きたい。沢山いらしたら、大きくすればいい。
それでも間に合わなければ、支店を作ればいい。フランチャイズだっていい。年商００億！
そんな夢を昔描いていたことを、今日思い出しました。もう少し頑張ってみようと思います。
ありがとうございました。
４．ＮＥＣ勤務 Ｋさん
ご無沙汰をしております。以前に弊社で講演をお願いいたしましたＮＥＣのＫです。当時、大変厳しいご指摘をいただき、今も鮮明に記憶しています。
さて、本日のメルマガを拝見して、思わずメールしてしまいました。
6年前、弊社の者が大変失礼な対応をしてしまったようで、（今更ではありますが）本人に代わりお詫びをさせていただきたく思います。ちなみに私も同じ
「Ｋ」ですが、私ではありませんよね（笑）
余談ではございますが、二年前に現社長の矢野にトップが変わり、少しずつではございますが、ＮＥＣも変わろうと努力しております。
武沢様に「お、ＮＥＣも変わったな」といつか言っていただけるよう、頑張っている人間も多いこともご承知おき下さい。決してＮＥＣという会社腐っている
訳ではないと私自身は信じております。
いつの日か再び武沢様をお呼びし、３度目の講演をお願いいたしたいと密かに狙っております。その節は再びよろしくお願い致します。
ご不快な思いをさせた社員がおりましたことを、ＮＥＣの一社員として改めてお詫び申し上げます。ご容赦下さい。
武沢様の益々のご発展を祈念しております。
＜武沢より＞
ご無沙汰しています。同じＫさんでもこちらのＫさんは別次元に素晴らしい対応をして下さり、いつもありがとうございます。
私もこんなにご丁寧なメールを頂戴するのなら、ＮＥＣの社名を実名で書くべきではなかったと反省しています。Ｋさんのように当事者意識の高い社員をもっ
た経営者は幸せですね。
今度、一杯やりませんか。
今週の本
『あなたが変わる「話し上手」の法則』（田中省三著、中経出版）
著者の田中さんとは数年前に広島非凡会で一度お会いしました。氏の話術に聞き惚れ、感心したことを今も覚えていますが、遂に田中さんの話術の秘訣が本にな
りました。
自己紹介が苦手、ツカミが下手だ、講演が単調になる、表情が硬くなってしまう・・・、そんな弁士におすすめの一冊に仕上がっています。
あなたが変わる「話し上手」の法則
これは凄いぞ！ 4月23日（水）は岐阜に集まれ
やっぱりこの顔ぶれは「ビッグ対談」と呼ぶべきでしょう。この日の午後、予定が空いている方はラッキーだと思います。
残業ゼロ・年末年始は19連休→年間休日140日・超節約・報連相の禁止などなど、型破りの経営手法で経常利益15％以上をあげている脅威の企業「未来工業」。
岐阜の電設資材メーカーで、その名はすでに全国区。そのカリスマ経営者が山田昭男氏です。（現・相談役）
楽して儲ける、そして中小企業なんだから社長の好きなように会社を作らなきゃ、というメッセージが聞けそうです。
対談のお相手は、「博多にこの人あり」、ビジネス書でベストセラー連発中、中小企業のNo.1作りの権威、ランチェスター経営の竹田陽一先生です。
未来工業の創業から今日にいたるまでの経営プロセスに焦点を当て、一つ一つの戦略を徹底的に検証しながら、ランチェスター理論の確かさをも検証するという、前代未聞の試みが公開されます。
対談のコーディネーターには、コアラ社長ことマルイ不動産の小原隆浩社長。氏もベストセラー本を書いておられます。
これだけの顔ぶれが揃ったら、行くしかないでしょう。
JR名古屋駅から30分、JR岐阜駅からはわずか3分。
http://www.gifu-seminar.biz/archives/50896905.html
非凡会情報
１． 歴史探訪非凡会 第二弾『鎌倉探訪ツアー』 開催迫る
・2008年4月19日（土）
一次会 （10:00～17:00）、二次会、三次会あり
問い合わせは ikebe.koji@gmail.com 、幹事：池部さんまで
２．京都祇園会席非凡会 2008年4月24日（木）舞妓さん夕食、バー付
京都の山居に舞妓・芸妓・地方さんを呼んでの夕餉を楽しむ非凡祇園ナイト。
観光旅行では決して味わえないこの体験を、10名限定で募集します。（好評で、あと1名となりました。お急ぎあれ）
「お散在しまひょ」、「よっしゃいこう」を合い言葉に、舞妓・芸妓・地方が集まり大宴会。そんな散在をする前に、非凡会で疑似体験をしてみませんか。
驚きの価格、会費52,500円。
舞妓さんと地方さんとの夕食会・宿泊費、二次会隠れ家バー付コネありだから可能な企画＆価格。
午後6時集合、6時半～会食
希望者は、お早めに幹事玉田さん tamada@kit-net.ne.jp までご一報下さい。
３．岡山非凡会
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『想いを持つ現代の志士、今高梁に集う！』 5月31日（土）、6月1日（日）
～岡山が生んだ偉人、山田方谷の哲学に触れ、志、モチベーションを再構築！～
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残り１４名様。詳細はコチラから！
http://www.zeku07.com/hibonjuku/program.html
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