読者メール
最近、読者の方からのメールが増えています。質問や感想、情報提供など、メールの内容いかんに関わらずうれしいことです。
1.ビジョンと理念の違いが分かりません 滋賀県 K社長(男性)
武沢さんこんにちは、Kです。12月決算ですので来期の経営計画作りも佳境に入っているところですが、我ながら、理念とビジョンの使い分けがうまく出来ていません。それとも、それは同じと考えれば良いのでしょうか?
<武沢より>
理念とビジョンは別物です。
理念とは、会社を運営する上での基本的な考え方や目指しているもの(ベクトル)を簡潔に表現したものです。
ビジョンとは、将来の姿を誰もが同じ情景を思い浮かべることができるように表現したものです。
将来の夢物語をありありと、いきいきと、まるで見てきたかのように語ってほしいものです。最高の例がこれでしょう。
キング牧師が、1963年8月28日にワシントンDCのリンカーン記念公園で行った名演説こそ、ビジョンのお手本のようなものだと思います。
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私には夢がある。
いつの日か、ジョージアの赤土の丘の上で、かつての奴隷の息子たちと、かつての奴隷所有者の息子たちとが、ともに兄弟としてテーブルにつくことを。
私には夢がある。
私の幼い四人の子供たちが、いつの日か、彼らの肌の色によってではなく、人格の中身によって判断される国に住むようになることを。
私には夢がある。
いつの日か、アラバマ州で黒人の少年少女が白人の少年少女と手をとりあい、兄弟姉妹のようにともに歩むようになることを。
われわれは、黒人も白人も、ユダヤ教徒も異教徒も、プロテスタントもカトリックも、すべての神の子が手に手をとり、古い黒人霊歌の一節にあるように、『自由だ、ついに自由だ、全能の神よ、感謝します。
ついに我々は自由になったのだ』と歌える日の来るのを早めることができるだろう」
・・・
一人で作れない、という方は『ストーリービジョンが経営を変える』(酒井光雄著、JMCA)がビジョン作りの格好のテキストになると思います。
http://www.jmca.net/books/story/kk.php?&id=38
2.日本の祭り 岸和田市 I社長(男性)
こんにちは、初めてメールする立場のものです。武沢さんの活動ぶりを見ていると自分もあちこち飛び回っているような気分になってくるのが不思議な感じがします。ところで武沢さんは祭りもお好きなようですが、岸和田のだんじり祭にお越しにならない理由は何かあるのですか?ここを見ずして祭り好きを自認されるというのもどうかと思っています。
参考までにどの祭りが今までの一番でしたか?
<武沢より>
祭りを見ると血がさわいできます。祭りの現場に行くと全身が反応するのです。見ているだけで涙してしまったのは「長崎くんち」と「阿波踊り」でした。見物席から飛び出て行列に参加してしまったのが「青森ねぶた」です。
ご忠告いただいた岸和田のだんじりは来年見に行きます。たしか9月の連休を利用した12日、13日だったかと思いますが、すでに手帳に記入済みです。よろしければ案内してください。
どの祭りが一番だったかは言いにくいのですが、複数回見に行った祭りはねぶた(青森)とエイサー(沖縄)と雪まつり(札幌)。
もう一度見に行きたいと思っているのは、くんち(長崎と佐賀)、阿波踊り(徳島)、祇園山笠(博多)、祇園祭(京都)、弘前城さくら祭り(青森)、大曲花火大会(秋田)。
是非一度見ておきたいのが、だんじり(岸和田)、天神祭(大阪)、よさこい(高知)、高山祭(岐阜)、雪灯籠祭り(米沢と弘前)、横手のかまくら(秋田)、長岡花火(新潟)。
京都の時代祭や葵祭、鞍馬の火祭や秋田の竿灯(かんとう)も忘れることができないお祭りでした。
私は新しい手帳で予定を作るとき、まず祭りサイトで年間まつり日程をチェックし、祭り予定を手帳に転記します。祭りと非凡会の予定をリンクさせ、次に海外旅行の日程枠を押さえます。
訪問する国が未定でもとりあえず一週間ほどの枠を二つ三つ押さえてしまいます。
次に坐禅道場や断食道場の日程を押さえます。最後に東京予定(月に2~3回×三日間ほど)を押さえ、残ったところが名古屋となります。どんどん名古屋が減っているので、来年は新卒も入ってくるし、名古屋予定を先に確保しなければ、と考えています。
ニッポンの祭 http://www.todays.jp/maturi/
3.Wish Listの手順、ありがとうございました。 三重県 男性社長
昨日、メルマガでメールが紹介されました者です。早速取り上げていただき、また、詳細な手順の説明ありがとうございます。
観念的な経営コンサルティングが多い中、非常に実務的で、ありがたかったです。
今までたくさんの中小企業の社長さんと苦楽をともにされたので、このように明確に手順が説明できるのだろうと思いました。
Wish listの件は、この一文で頭では理解できました。
さらに、
「パリへ行きたい」と単調に書くのではなく、
「ルーブルでモナリザと対面したい」と書くことによって情景が想
像でき、欲望が高まるわけだ。
この部分が私が思っていた右脳的な作業です。「フランスへ行く」では、情景は浮かばないですね。
ということは、
「フランスに行きたい」
「どこに行きたい」
「ルーブル美術館」
「何を見たい」
「モナリザ」
という感じで、どんどん自分に質問していくといいですね。
300個とはいわず、500個目指して自分と対峙してみます。
私の質問メールがほとんど原文のまま掲載されました。なんか自分が裸にされたようで少し恥ずかしかったです。
Wish listを公開されたら、どんなに恥ずかしいか分かりません。
本来は、他言無用のWish ilistを私に公開していただき感謝です。
年齢は、もうすぐ不惑の40歳です。だけど実際は迷走中です。
<武沢より>
お役に立てて何よりです。
ところで、「The Wish List」という本を書いた米国のバーバラさん(女性)は著書で彼女自身のWish をすべて公開しています。
そのリスト数たるやなんと14,000。ですから数百くらいで満足するのはまだ早いようです。
英文ですが中学英語で大丈夫、ご興味があれば入手しましょう↓
【人生は逆転できる!】栢野克己/カヤノカツミの天職ブログ
博多の友人栢野(かやの)さんが少林寺へ行ってこられました。
達磨(だるま)大師が九年間も壁に向かって坐禅を組んだとこで、拳法発祥の地としても有名ですね。
私も少林寺に行きたい、とWish Listにあるのですが、いまだ実現できていなかった所です。
栢野さんのブログをみて、ますます行きたくなりました。
http://blog.livedoor.jp/kaya0169/
非凡会年内予定
・東京スペシャル非凡会 歴史探訪の旅 11月17日(土)満席御礼!
幹事:山下さん
・岡山非凡会 11月23日(金) 幹事:井本さん、 詳細は下記
・山形県公社 自立化塾講師 応募は公社へ
・長野県公社 自立化塾講師 応募は公社へ
・神戸ルミナリエ非凡夕食会 12月14日(金) 幹事:林さん
ルミナリエを見て忘年会直行。残席一名になりました。
参加希望の方は幹事の林さんか、「がんばれ社長!」までメールを → info@e-comon.co.jp
http://www.kobe-luminarie.jp/
・東京非凡会 オフィシャル忘年会(汐留にて)
12月19日(水)、幹事・青木さん、樫原さん、応援・飯田さん
こちらは本日より受け付け開始 ↓ 若干名募集
http://homepage2.nifty.com/copywriter/hibon.html
・パワー忘年会 With 百式 in 東京 12月26日(水)午後7時~
募集終了しました。
・2007納会(社員集会)&大忘年会 12月28日(金)午後4時~
募集していません。
非凡会申込み http://www.e-comon.co.jp/training_show.php
岡山非凡会幹事の井本新士さんから熱いメールが来ています。
↓ ↓
こんにちは、岡山の井本です。11月23日(金)、祝日のこの日、あなたを2008年を勝利するパスポートを手に入れることでしょう。
「がんばれ社長!」の武沢さん直伝で経営マニフェスト・個人マニフェストの作り方を教わることができます。
今回はより実践的に、マニフェストブックなるものを全員にプレゼント。そこにあなたの理念やビジョン、目標や計画を記入していけるようになっています。非凡会では全国初公開のマニフェストブックをあなたも手に入れよう。
◆日 時:11月23日(金) 18:30~20:30
◆会 場:岡山国際交流センター 第一会議室
〒700-0026 岡山市奉還町2丁目2番1号 TEL:086-256-2905
◆特別講師:有限会社がんばれ社長 代表取締役 武沢 信行氏
◆参 加 費:一 般:4,000円
学 生:2,000円
◆懇親会:4,000円(ご希望の方。人数に限りがございます。)
◆主 催:岡山非凡塾 http://www.zeku07.com/hibonjuku/
香川非凡塾 http://ameblo.jp/kagawahibon
◆定 員:限定30名(ありがとうございます!残り10席です。)
★お申込先 http://my.formman.com/form/pc/DHUkS3ZOUPk6H55F/
<武沢より>
従来形式の非凡会は今年で終わりにします。
2008年は武沢信行の経営講座、社長講座的な感じでワークショップを織りまぜた研修を主要都市で開催しようと考えています。
詳細は近日発表。
■今週の一冊
★『職場の法律知識を学ぶ!』(社会保険労務士 萩原京二著、
ディスカバー刊)
エリエスブックコンサルティングの土井さんプロデュースのこの本、本来なら難しくなるテーマを実にわかりやすく経営者目線で書いてくれています。
まず通読し、あとは社長の本棚においておく常備薬ならぬ常備本にしましょう。
→ http://www.amazon.co.jp/dp/4887595913/