女優の小池栄子さんがプロレスラー・坂田亘さんと結婚した。
「やっと結婚してもらえた。とにかく幸せ、生きてきてよかった」と包み隠さずうれしさを語る小池さんの方の一目惚れだったという。
そこまで言わせる男とはどんなものなのか、日頃、プロレスを見ない私は、坂田というレスラーをネット画像で見た。
やっぱり強そうだし、男ぶりがよい。
でも、強そうでなくても大丈夫。男ぶりが悪くても大丈夫。
それを証明した一人に坂本竜馬がいるが、彼が同志の新宮馬之助に対して宛てた手紙にこんな一文がある。
「君は男ぶりがよいから女が惚れる。僕は男ぶりが悪いがやっぱり女が惚れる」
女に惚れられるということは容姿とは関係ない。では、何だというのか。
野生の動物たちにとって、メスにもてるためにオスはどんな努力をしているのだろう。要するに求愛法についていろいろ調べてみたら、こんな格言にぶつかった。
「メス猿にもてないオス猿はボスになれない」
どうやら猿にも、もてる猿ともてない猿があるらしい。猿の場合、それは多分に強さと比例しているのだろう。種の保存を図るべき動物は、本能的に強いオスがメスから選ばれる。
孔雀(くじゃく)の場合は強さでなく、美しさ。羽根を扇状に広げてオスが我が美しさを誇示する姿はけなげですらある。
変わったところでは、鳥のサシバ。
メスに素敵なヘビをプレゼントし、それが見事、受け取ってもらえればカップル成立ということらしい。
もともとヘビが主食なのだが、ヘビを受け取ってもらえなかったオスは、あきらめてメスのもとを去るしかない。
動物がそうであるように人間は、いや、男性社長は、女性にもてないとリーダーはつとまらない。
女性に全然もてない社長では、社長がつとまらないと考えるべきだろう。
デキル社長は女性にもてる。いや、もてようと努力している。その気持ちが、自分向上や魅力開発につながっていると考えたい。
しかも社長の場合、キャーキャーと女子学生に追いかけられても仕様がない。
主観ながら、人生経験豊富な大人の女性の心がつかめなければ価値がない。銀座のクラブのママさんから惚れられるくらいの男になりたいものだ。
本物の女性からほれられるのは大変なことだ。プロレスラーのように格闘しなければならない。それは、もちろん自分との格闘だ。
1.まず、仕事がすごくできること
2.男として気っ風が良いこと
の二つのキャラをあわせもちたい。
気っ風が良いとは、ハラがすわっていることや、責任が取れることや、出処進退が潔ぎよいことなどを言う。
たとえば女性との食事ではスパッとおごる。
いつも割り勘にしてもらっているとか、いつもおごられてばかりいて、お返しを全然しない男はかっこ悪い。そんな点を女性はしっかり見ているものだ。
逆から言えば、お金を払う場面こそ、その男性の真価と真意を読み取れるものだ。
未完成ながらこの程度でこのテーマについての発言を終える。
あえて男性に宛てたメッセージ形式をとらせていただいた。
いずれにしてもこの問題、かれこれ数時間書いては消し、書いては消しをくり返しているが、会心の原稿が書けない。
もともと書く資格がないテーマを書こうとしたことが原因のようだ。
内容に関して、ご批判があれば甘んじてお受けするしかない。