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ヘルスコーチ

何かと話題の「コーチング」も、今や、目的を特化した専門コーチの時代が始まっているようだ。
たとえば、子供の学習コーチやカラオケコーチ、恋愛コーチに家庭コーチ、禁煙コーチ、読書コーチ、減量コーチ・・・。

一人で複数の専門コーチからコーチングを受ける時代が始まっている。

私の場合は、「メタボ脱出支援コーチ」をお願いしている。

健康管理は自己管理とは言え、それだけではうまくいかない時にはコーチを利用しよう。
特に規模が小さい会社にとっては、社長や幹部が病気で倒れて「病気倒産」ということが実際に起こりうるので先手必勝だ。

国も、健康問題に本腰を入れている。

膨張する医療費を少しでも抑えようと、メタボリック症候群などの言葉を普及させ、人々にダイエットを迫る。

ちょうど環境問題におけるCO2削減目標よろしく、各健康保険組合では健康に関する数値目標を要求されている。
組合員のメタボが減らない組合では予算が減額されるなどのペナルティも発生するので、大企業を中心にした健康組合では、本格的なメタボ対策が講じられていくことになる。
そんな時代だ。

だが、中小企業のメタボ対策はどうか。

依然として自己管理に委ねられる部分が大きい。このままでは、健康管理が原因で他社に敗れる企業だって出てくることだろう。

そこで、「ヘルスコーチ」という健康に特化したコーチングビジネスが始まった。

英語で「Health Coach」と検索すると、4,110万サイトがヒットする。
しかし、日本語で「ヘルスコーチ」と検索してもまだ7件しかヒットしない。(googleにて)

欧米に比べ、健康に特化したコーチの存在がまだまだ珍しい日本にあって、そのものズバリ「ヘルスコーチ」サービスがスタートさせたのが、株式会社スパイラル(名古屋市、代表:名倉裕一朗社長)。

利用者に対してマンツーマンで専属ヘルスコーチがコーチングし、あなたのメタボリック脱出やダイエット、健康増強などをサポートしてくれる。
利用者の数に応じてヘルスコーチの人数を増やす予定だそうで、今のところ10名程度の女性スタッフがあなたの利用を待っている。

対面コーチだけでなく、遠隔地の方に向けた通信コーチもあって、いずれも一年契約。値段も案外リーズナブル。

「ヘルスコーチ」の特徴

・1年間にわたる個別対応型カウンセリングプログラム
・ヘルスコーチングに基づいた独自のカウンセリング
・専門のコーチによる対面型・メール型カウンセリング
・ウォーキング主体の処方
・24時間運動強度モニタリング(運動習慣記録器ライフコーダ使用)により運動習慣を客観的に把握
・自宅でもできる簡単で効果的なエクササイズを紹介
・ライフスタイルの問診により的確なアドバイス
・2か月に1度、運動習慣記録等のレポートを送付
・1年間のトータルサポートを実現
・1年目以降のサポートも可能

(※「ヘルスコーチ」サイトより)

私も6月からヘルスコーチを申込み、一年間におよぶメタボ脱出作戦を開始した。

明るくてお茶目な感じのコーチが私の専属で、彼女とミーティングし、まず私の仕事やライフスタイルを聞いてもらった。
その上で、今後のウォーキング目標を設定。ライフレコーダーという万歩計の親玉のような精密機械を腰に付けて、その日から歩行を開始。

「最初は意気込んで無理をしないようにしましょう。まず最初は、普段通りに歩いてください。ここでガンバリ過ぎちゃうと、そのあと、もっとがんばらないといけなくなってしまい、かえって反動がきます。徐々に徐々に一週間単位で10%ずつ歩行量を上げていきましょう」

二週間ほどたったころ、メールが来た。彼女の文字で励ましが。

さらに二週間たったころ、FAXと電話が来た。私の様子を気にしてくれている存在がいるだけで励みになる。

スタートしてもうすぐ7週間。まだ体重はまったく変わらないが、確実に運動は増えている。体内が何か変わり始めているようだ。

7月の名古屋非凡会でスピーチしていただいた株式会社スパイラルの名倉社長。その時の談話を一部紹介しよう。

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こんにちは、名倉です。武沢さんとはかれこれ20年近いおつきあいになります。私も40代後半になりましたが、四半世紀、健康問題だけを仕事にしてまいりました。

さて、日本は現在、世界でも稀に見る長寿国と言われていますが、その中身は生活習慣に起因するメタボリックシンドローム、認知症や寝たきりなどの介護の問題を多く抱えております。

それは平均寿命が高水準でも健康寿命(寝たきりにならず健康でいる寿命)は決して高くないことを示しています。
国は医療費の問題もあり、国民の健康づくり運動として「健康日本21」という施策をスタートさせましたが、全く数値目標も改善されていない状態です。

米国では1979年に健康目標を具体的に設定した「ヘルシーピープル1990」から始まり「ヘルシーピープル2000」、「ヘルシーピープル2010」と継続的に運動と栄養の両面よりアプローチをして国民的運動にまで発展しています。

私は民間の立場から、日本人の健康問題の改善に何ができるかをずっと考え、いろいろな取り組みをして参りました。
特に中小企業においては、経営者や幹部、ビジネスピープルの健康の良し悪しがストレートに会社の未来を左右します。
この大切な健康管理というテーマに向けて満を持してスタートした、メタボリックシンドローム対策ツール「ヘルスコーチ」をおすすめしたいと思います。
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「ヘルスコーチ」は全国どのエリアからでも申し込むことができる。
名古屋近郊で来訪が可能な方は、オプションで対面コーチングを申し込めるし、通信を使う場合はメールやFAX、電話などでコーチングを受けられる。

健康管理は社長の大切な”仕事”です。
あなたも一緒にやってみませんか。

「ヘルスコーチ」 http://healthcoach.jp/