シドニー到着
昨日の昼過ぎにシドニーに到着しましたが、シドニーの印象を語る資格は、今の私にはありません。
その理由はこうです。
2月22日（木）お昼にゴールドコーストを出発し、カンタス航空でシドニーへ向かいました。すでにこの時点で咳を連発し、立ちくらみがしていたのですが、汗を流せば直るだろうと、空港内を意味もなく歩き回っていたのがかえって良くなかったようです。汗ばんだ身体のまま冷房の効いた機内へ。ブランケットをもらいましたが、機内で咳き込
みが激しくなるばかり。隣の白人女性に「大丈夫か？」と心配されるほどでした。
空港からタクシーで約20分かけて市内のグレースホテルへ移動。フロントで鍵をもらい、部屋に荷物をおろすや否や近所の薬局へ向かいました。
白衣を着たインド人っぽい若い女性スタッフに、「風邪をひきました。咳がでて、熱もある。悪寒を感じてフラフラする」というと、尾籠ながら「咳にはタンが混じるか？頭痛はないのか？」など、予期せぬ質問を発するので、「え？なに？よくわからない」などと、往生しました。
結局、「何にでも効く」という薬を選んでもらいましたが、飲み方がまたややこしい。
「6時間サイクルで必ず飲むこと。夜眠る前だけは、赤いカプセルを二錠飲み、日中は緑のカプセルを二錠。くれぐれも色を間違えないで。
それと、水以外のものでは飲まないで」という。
外へ出ると、先ほどまでの快晴から一転、雨に。傘がないまま、ホテルに戻る前にスーパーまで立ち寄って食品を買い込もうとしましたが、数人に尋ねてもそれぞれの道案内の英語がわかりずらい。結局、スーパーはあきらめて、マクドナルドへ。
ここでも驚くべき事に、ダブルチーズバーガーとコーラのセットを頼んだのに、コーラが置いてないという。
「アンビリバボー（ありえない）、マックにコーラがないの？」と女店員にせまりましたが、「ファンタかスプライトならあるが、コーラの用意はない」と断言するではありませんか。
そういえば、隣の男性も白い飲み物（たぶんスプライト）を手にしている。
世界中、どこのマックでもコーラがあると思っていたのに。結局、私は忸怩たる思いでスプライトを発注し、隣のセブンイレブンでコーラを買って帰りました。
夕方４時位にホテルにもどり、テレビの有料番組で『プラダを着た悪魔』をやっていたので、それを見ながらマックと風邪薬を胃に放り込み、眠りにつきました。
次に目が覚めたときは翌日の午前8時でした。ふとんも下着も汗でびっしょりで、少し楽になりました。薬が効いたようです。
ですから、シドニーの印象は薬局とマックとセブンイレブンしかありません。金曜日の今日、まともな思い出が作れれば良いなと思います。
余談ながら、旅先で体調を崩したのはこれで二度目。
一度目はメルマガを始める直前の中国・雲南省の麗行（レイコウ）でした。この時は少数民族・ナシ族の激辛料理に胃腸がやられたのでしたが、今回は南半球（真夏）対策のやり過ぎで風邪を。
旅先の病は、部屋の中にいた思い出しか残りませんから気をつけましょう。
オーストラリアのコイン
オーストラリアで使われている通貨単位は、オーストラリア・ドルとセントです。今のところ、１オーストラリア・ドルはおおむね95円。
両替コストも換算すれば、約100円というところでしょう。日本と比べて物価はほとんど変わらない印象。
紙幣はポリマー加工のプラスティック製でピンク、赤、青、黄、緑などカラフルな色を採用し、偽造防止やリサイクルの技術が随所に取り入れられているそうです。コインはカンガルーやカモノハシなど、オーストラリア特有の動物の絵柄が入っているユニークなデザインで、見栄えの立派さと通貨単位とが正比例しません。どうみても、2ドルコ
インより1ドルコインの方が立派に見えますし、20セントコインは、日本の500円コインより一回り大きく、とても立派です。ですから、コインを使う機会が減り、貯まる一方になりますから、時々コンビニでコインをさらけ出し、店員さんに選んでもらうようにしています。
食べ物はあげない、もらわない
タクシードライバーとの会話
「市内のグレースホテルへ行ってください」と空港タクシーで行き先を告げると
「OK。シティだね」という。以下、私とタクシー運転手の会話です。
武：いや、グレースホテルまでです（と地図を示す）
タ：分かってるよ。グレースはシティにあるんだよ
武：ほう、そうなのか（とガイドブックで確認すると、たしかに市の中心部のことがシティ」と書かれている。イギリス的だ）
武：運転手さんはオーストラリア出身ですか？
タ：いや、バングラデシュから12年前にシドニーにやってきたんだよ。
武：ほ～！すごいね。それでシドニーでの生活はどう？
タ：ナイス！最高だよ、気候はいいし景気もいいし生活しやすいよ。キミはどこから来たの？
武：日本から来た。まずゴールドコーストに立ち寄って、それから今、シドニーに入った。
タ：バカンス？それともビジネス？
武：バカンスだよ。
タ：何日くらい滞在するつもり
武：二日だけど
タ：うわぉ、二日でなにするの？ミステリアス！
武：はは。
タ：ところで自分は三年前に日本に行ったことがあるんだ。シンカンセンにのって京都、大阪、神戸、広島、福岡、長崎まで行った。京都のゴールデンテンプル（金閣寺）はとっても美しかった。もちろん東京、横浜も行った。キミはどこから来たの？
武：名古屋。知ってる？
タ：オー、もちろん。名古屋でも一泊した。キャッスルのライトアップがきれいだった。
武：詳しいね。うれしいから僕の好きなこのキャンデーをプレゼントしよう
と、私はジャケットのポケットから「特濃ミルク8.2（味覚糖）」を一個取り出し、彼に渡しました。彼がサンキューと受け取り、口にした瞬間、「あ、しまった」と思いました。そういえばミルクだから牛だ。バングラデシュは、もともとインドからパキスタンになり、東側のパキスタンが独立してバングラデシュになったはず。ということは、宗教上の理由で牛製品禁止かもしれないと思ったのです。
彼はすでにほおばっています。それだけでなく、パッケージの袋をまじまじと見ているのです。
「食べ物なんか渡すべきじゃなかった」と反省しましたが時すでに遅し。
ホテルに到着し、インターネットでバングラデシュの宗教を調べたところ、豚が禁止のイスラムでした。いやはや、危ないところでした。
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3月2日（金） 大阪非凡会開催決定
上場企業のWEB顧問をされる「いなかコム」の石井社長をお招きし、ご講演いただきます。
「必要な人が訪れるWEBサイトの勘どころ・・・WEB戦略WEB2.0と踊らされる前に、ここを押さえておこう自社サイトのあり方」という演題です。私も二度お聞きしましたが、すべての皆さんにおすすめできる内容です。
7日（水） 東京非凡会開催
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9日（金） 長州非凡会（山口県周南市）開催
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も参加していただけます。今年はあなたもどこかの非凡会へいかが
ですか。
お詫びと訂正
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お詫びして訂正します。
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