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自分の事業仕分け

●昨夜の「がんばれ!ナイト」は臨時開催だったにもかかわらず多数の方々にお集まりいただき感謝している。
参加者からはすでにメールやTwitterで多くの感想が寄せられているが、その中からお二人のものをご紹介したい。

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おはようございます、Hです。昨日は大変お世話になりました。
メルマガを拝読している武沢さんと、「マンスリーレポート」を毎月拝読している株式会社セントラル総合研究所の八木社長のお二人に、同日にお目にかかれる絶好の機会ということで参加させていただきました。
率直な感想は「参加してよかった!!」と大変満足できる内容でした。
昨日は製造業の女性経営者の方から、「先月従業員をすべて解雇し、いつ会社を閉めてもいい状態まで落ち込んできている」といった生の声を聞いて、現在の状況のひどさに少々めげていたので、八木社長のユーモアがあり、分かりやすいお話で活力をいただきました。
また、武沢さんのお話も自分の今後の生き方、仕事に対するモチベーションを高める意味でも大変有意義なものとなりました。
このような機会を設けていただき本当にありがとうございました。
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●もうお一人の方は、八木社長の講演をブログにアップされている。
株式会社マリモクラフトの大谷明仁社長のブログだ。

「政権を取った後、経済成長政策がないことから不人気の民主党政権ですが、もしかしたら、本当にこれからパラダイム・シフトが起きるかもしれません。これからの日本に、少し期待が持てた講演でした。」

とこちらに詳しく書いていただいた。
→ http://marim838.rsjp.net/blog/ootani/

●間違いなく、今年やってよかったことの一つが「がんばれ!ナイト」
定例開催だと思う。それ以外にも今年はいろんな達成と思い出を作ってきたが、それと同時に今年もたくさんの失敗をした。

・しまった、やるんじゃなかった
・なぜ私はそれをやらなかったのだろう
・もっとうまくやれたはずなのに
・いつまでぐずぐずしてるんだ

と思えるものを自分なりに書き出してみた。
いわゆる”2009 私のワースト10″だが、その内容は恥ずかしくて悔しくて公開するのがはばかられる。だがこのひどさも真実なので受け入れ、改善できるものは改善していかないと来年の歩留まりがあがらない。

●だから公開します。 《2009年私のワースト10》

第一位:○○社からオファーを受けている教材の完成が半年も延びている。毎日精一杯にやっているつもりだが、まだまだ時間の使い方の問題、GTD、プロジェクトマネジメントの手法に問題があることを痛感している。

第二位:春にスタッフ二名が相次いで退社独立。優秀な彼らを上手に活かせなかった。

第三位:今年はかみさんによく叱られるようになった。たぶん、自宅で私のわがまま度合いが増しているのだろう。

第四位:景気減速から業績ブレーキ。その対応が四カ月ほど遅れた。
もっと業績見通しに対するシビアさと対応の早さが必要で、そもそもBEPを7割台にしておかないのでこうなる。
でもスタッフのおかげで秋から持ち直しているので感謝している。

第五位:中国針、断食、加圧トレーニング、ホットヨガ、ジム、次々に挫折。
その反動で史上空前の体重と胴囲になった。
S社長の奥様に、「武沢さんのメルマガはダイエットネタが多い割に、お会いするたびに太っていかれる」と言われたらしい。

第六位:「がんばれ!クラブ」を4月からスタートしたが予定の半分しか集まっていない。来年にはメニューの変更を含め、ニーズに応えるサービスにしていかな
いと。

第七位:この2年、「小説を書く」という目標を掲げながら一文字も書けていない。小説家養成講座にも入っていながらこの状態。
来年は目標を取りやめるか、本当に書くかの二択が迫られている。

第八位:マンダラ手帳本革カバー 200個作ったがまだ売り切れていない。自信作だし好評なので11月中に完売すると思っていた。
今後はがんばって売る量ではなく、自然に売り切れる量だけ作らねば。

第九位:夜の会食(酒席)が減っていない。年間180回程度ある会食数を来年は120回ぐらいにして、浮いた時間(240時間)を他の価値ある活動に割り当てる。
候補としてジム、合気道、読書。

第十位:自分に衝撃を与える名著を読んでいない。サクサクと読める本ばかりをこなした感がある。
マイケル・ジャクソンの『This is it』をはじめ、素晴らしい映画も何本か見逃した。
来年は、読書、映画、観劇、運動、思索旅行にもっと時間を割り当てたい。

●こうしてつらつら見てみると、ほとんどの項目が「時間が足りない」と訴えている。運動に時間を、開発にも時間を、コミュニケーションに時間を、執筆にも読書にも映画にも観劇にも旅行にも時間を割り当てて欲しいと訴えている。

●ということは、何かをやめなければならないのか?

すでにこの10年間で私はかなりのムダ時間を排除してきたつもりだ。

現状では、明らかにムダと思える活動は、朝の始動の遅さ(約一時間)と週に数時間テレビを見ることと、長すぎる会食ぐらいしか思いあたらない。
と言うことは、いよいよ私も事業仕分けのように聖域なき改革に着手せねばならないということだろうか。
それともスタッフを育成して大胆に権限委譲していけ、ということか。
はたまた、日中のムダ時間取りをもっと緻密にやれ、ということか。

この師走、継続して考えるべきテーマだと思っている。