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昨夜の「がんばれ!ナイト」

●昨夜は都内・虎ノ門で「がんばれ!ナイト」を開催し、40名ほどの方々にお集まりいただいた。

いきなり余談めいた話だが、この日、最も遠方からお越しいただいのは、北海道の友人、獣医師の服巻滋之さんである。

氏は競走馬の育成飼育や厩舎マネジメントに関する日本初のコンサルタント。地域を北海道に特化し、市場を競走馬経営に特化し、怪しげにこちらを見る相手を一件ずつ口説きながら事業を軌道にのせてこられた方で、とにかく馬がお好きだ。
以前、札幌で食事をご一緒した際、氏がいままでにたずさわってこられた競走馬の話をたっぷりお聞きしたが、「ディープインパクト号」以外は、ほとんどかかわってきておられる。
そんな服巻さんだが、今後は毎月「がんばれ!ナイト」のたびに東京へやって来られるというからすごい気迫だ。

→ http://www.haramakifarmclinic.com/profile/profile.html

●第一部ゲスト講師は人材サービス大手の株式会社ジェイックの常務取締役・知見寺 直樹(ちけんじ なおき)さん。

入社希望してこられた目の前の相手を採用すべきか否か、勘だけを頼りにしていては心もとない。時間をかけて面接すれば多少は見抜けるだろうが、それでも一度や二度の面接では見抜けない。

だが、ほぼピタリと相手を見抜くことができる「HCi-AS適性診断」の威力について語っていただいた。
なにしろこの検査はたった10分で済むのが特長。それを先方にFAXすれば、1時間以内にFAXで返答される。(郵送にも対応)

●したがって、応募者にまずこの検査を受けてもらい、その後の面接の最中に回答が戻るという早業も使えるのだ。
回答結果はB4用紙1枚にプリントアウトされるのだが、まず結論が6パターンの内のいずれかで明確に記される。

・是非採用したい(6%)
・採用してよい(16%)

この二つの結果を合計すれば22%。つまり5人に1人は積極採用すべきだ、ということになる。その反対に、

・なるべく避けたい(9%)
・再面接の上検討する(-) (36%)

この二つの結果の合計45%の人に関しては、なるべく採らない方向で考えた方がよいということだ。

残りの33%はどうなるかというと、

・適職あれば採用 (8%)
・再面接の上検討する(+) (25%)

となる。この二つの結果は、全体の「中」くらいかと思ったら、そうでもないらしい。
「適職あれば採用」というのは、上司との相性や任せる仕事次第で、まるで「シンボリルドルフ」や「ウォッカ」のような爆発力を発揮することがあるという。
だが、ツボをはずすと別人のように仕事しない、ということもあり得る。
ちなみに私もそのパターンだったが、そういえばサラリーマン時代には上司次第、仕事次第で別人のように変わってしまう自分がいて、それが不思議に思えたものである。

★ご興味のある人はこちらから資料を取りよせてみよう↓
https://www.jaic-g.com:446/ap/sippai/shousassi2.php

●第二部講師は、「オフィスマッサージ 手がたり」を運営する有限会社フォレストの副代表、菊池 健さん。

目に障害を持つ方の社会進出支援と、受け入れる側の企業ニーズとのマッチングとして、オフィスへの訪問マッサージに注目した同社。
同社のマッサージ師は全員が3年以上の修学とマッサージ国家資格を所持している。

具体的にはどのようなサービスなのか。

仮にあなたの会社がオフィスマッサージに電話し、施術を依頼したとする。施術の前日にまず必要機材(簡易ベッドやシーツ、タオルなど)が宅配される。
施術の当日は、午前中にマッサージ師が会社に入り、夕方まであなたの会社のオフィスか会議室などで社員や役員、あるいはその家族などの希望者を順々にマッサージしてくれる。
一人あたり何分にするかは自由だが、最低15分は必要だとか。
長いのは何分でも何時間でもよい。平均的には10時~18時で、9人から16人くらいだそうで、費用は人数に関係なく一日63,000円。

毎月一回とか、隔月一回などの定期訪問にも対応してくれるほか、マッサージ師さんを企業に常用雇用してもらうための人材紹介も行う。
大手IT企業では一人とか、三人というようにマッサージ師さんを社員として雇用しはじめている。

同社が一番大切にしていることは、マッサージの技術の高さはもちろんのこと、生活変化のための助言をていねいに行うことにあるという。
一人ひとり身体が違うわけだから、その方の今の状態にあった助言が必要だ。
たとえば、夏場のお風呂の入り方、冷たいものが恋しくなる時期の食事やお酒の楽しみ方、午前と午後に行う勤務中のストレッチング法などなど、普段、職場や家庭でちょっとしたケアをするだけで身体と心のケアに充分な効果があるからだ。

また、ウツなどの代表される社員のメンタルケア対策の究極の一手が「オフィスマッサージ」だった、という可能性もある。

今のところこちらは東京都内限定のサービスのようだ。ご興味のある方はこちらに問い合わせてみてほしい。

「がんばれ社長!」から紹介された、と言っていただければ無料お試し体験をやってくれるかもしれない。

★オフィスマッサージ → http://www.officemassage.jp/

●第三部は、私が『顧客創造の考え方』というテーマで具体的な事例を中心にお客作りの手法を70分語った。

室内の冷房が効きすぎて寒い中、皆さん最後まで集中して聞いて下さったと思う。
その後の二次会には24名が参加され、北海道の旬の食材に舌鼓を打ちながら大人の交流をエンジョイしていただいたと思う。

次回の予告だが、「がんばれ!ナイト」東京はまたまたすごい企画。

7月10日(金)、『松下幸之助の心とPHP研究所』というテーマで同社京都本部から、清水卓智取締役をお招きして松下イズムとPHPのビジョンをお話し願う予定。

そんな告知を昨夜もしたところ、ソニーマーケティングの幹部が二次会で私の近くに来られ、こう警告を発した。

「武沢さん、あなたはパソコンをバイオからレッツノートに買い換えたり、京都のPHPさん訪問ツアーを企画されたりと、どうも最近、パナソニック寄りになっておられますが、何かあったのですか?」。
もちろん、彼の顔は真顔ではなく、ジョークの表情。
私も「ええ、パナソニックに懐柔されました」、と笑ってお答えしておいたが、それももちろんジョーク。

●冗談ついでに筆を走らせれば、次回の「がんばれ!ナイト」では、いよいよ松下vsソニーの場外バトルが見たいですね、と幹部氏をそそのかした。

「ビエラ」vs「ブラビア」、「レッツノート」vs「バイオ」、「ルミックス」vs「サイバーショット」、「愛情サイズ」vs「ハンディカム」の作り手たちの幹部対決が次回は見られるかもしれない。

★PHP研究所 http://www.php.co.jp/company/

★「がんばれ!ナイト」 http://www.e-comon.co.jp/training_show.php