Best of がんばれ!社長  武沢 信行

ベストオブがんばれ社長!社長・経営者を応援する「がんばれ!社長」ベストメッセージ(メルマガ「がんばれ社長!今日のポイント」バックナンバーより選抜公開)

スポーツ考

      2016/10/06

●パリーグは順当に西武ライオンズがクライマックスを制した。
やはりペナントを制したチームが日本シリーズに出てほしいと願うのは私だけだろうか。

クライマックスシリーズという試み自体は悪くないと思うが、リーグ優勝する価値が薄いように思う。
セリーグは中日が相変わらずポストシーズンで強いが、このままもし中日が日本シリーズに出て、それも制して日本一になったとしたら、そんな「日本一」など認めたくないのだ。

●それはドラゴンズが悪いのではなく、ルールが悪い。

リーグ三位とは言え、10ゲームも差を付けられたらクライマックスシリーズには出られないとか、2~3勝分のハンデが付くなどしてもらいたい。
ルールを裏読みして三位狙いでペナントを戦い、そのあとで日本一を目指すなど、ファンを白けさせかねないと思うのだ。

●古墳時代にまで歴史がさかのぼるという相撲。

八百長問題でファンを白けさせているが、ここまで諸問題が噴出しているということは、協会の体質に原因があるとみるべきだ。
個別の力士がどうこういう問題ではない。
協会のリーダー達は、今の厳しい現状を改革のチャンスとしてとらえてほしい。
歴史と伝統を継承しながらも、次世代の相撲を目指した改革計画を練り上げてほしいものである。

●大正14年に財団法人 大日本相撲協会が誕生し、のちに今の財団法人日本相撲協会に移行しているので、協会の歴史は80年強にすぎない。

WEBに公開されている貸借対照表によれば、同協会の総資産は530億円。
正味資産(純資産)が470億円だから自己資本比率は89%もある極めて好財務の金持ち法人だ。

★ http://www.sumo.or.jp/kyokai/goannai/0025/index.html

●プロレス団体の一部は、事業の内容を「エンタテイメント」と認め、経営内容の透明性を高めることで株式公開への道を開いた。
プロレスは相撲とちがって民間企業として顧客創造し、賢明な経営努力をしているのだ。

●かたや相撲は、民間企業ではなく財団法人である。国技という名のもとであぐらをかき、経営努力を怠っていないだろうか。
株式公開も目指していないことからといって、経営内容の不透明さが許されるものではない。

●そもそも非営利目的の公益法人でありながら、たった80年の協会の歴史で470億円もの正味資産を作っているのだ。
充分すぎるほど国やファンから恩恵を受けているのだから、もっと積極的に経営内容を公開し、健全な団体が運営する健全なスポーツに改革し、力士を目指す若者がドンドン増えていくようなビジョンを作るべきだろう。

●もし過去において八百長の事実があったのなら、それをうやむやにせずに真相を究明しよう。そして関係者は厳しく罰しよう。

プロ野球もかつて、黒い霧事件などの八百長事件がおきたとき関係者は永久追放された。その厳しさがプロ野球を救ったわけで、ガチンコ勝負でいくのなら、プロ野球を見習おう。

●あるいはいっそ、プロレスのように「エンタテイメントです」と発表してしまおう。
「エンタテイメント」とはいっても、練習熱心で強くてスター性のある選手しかヒーローになれないのだから、ファンは燃えるはずだ。

●柔道がランキング制を導入する。勝ち点ポイントの上位者しか五輪には出られなくなるそうだ。
相撲もそうした改革にならってランキング制を取り入れ、年末には本場所優勝者とランキング上位者、それにファン投票で選ばれた力士だけによる総当たり日本シリーズで年度代表力士を決めるなどして、ファンを巻き込んで大いに盛り上げよう。

●おっと、今日は経営の話題の前振りとしてスポーツを書くつもりだったが、それだけに終始してしまったようだ。
お許し願いたい。

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