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脳のアンチエイジングには恋


●「すいません、玄関に靴を置けません」と言われたときは意味がわからなかった。

昨夜の東京OpenOfficeイベントは千客万来で、前回の13名(女性1名)を大幅に上回る30名(女性は10名)ほどの参加者で、満員の居酒屋のような雰囲気になった。

●40平方メートル程度の小さいオフィスは人で埋め尽くされ、マンションの玄関は靴やハイヒールであふれかえった。
靴の脱ぎ場がなくなり、フロアの上に敷いた新聞紙の上に脱いでもらった。

●せっかく遠方からお土産持参でお越しいただきながら、まったく会話できなかった方もいて、失礼してしまった。
次回は何らかの方法で運営を改善し、どなたとも必ずお話しできるようにしたい。

●今回集まっていただいた方の半数以上は東京の方だったが、遠方では札幌、京都、大阪、長野、それに香港和僑会の筒井修会長も駆けつけてくださり、まさしく一期一会の夜となった。

●来年(2009年)のオープンオフィス日程は次の通り。

・1月16日(金)
・4月28日(火)
・9月11日(金)

いずれも午後6時30分開会、9時30分閉会、出入り自由

・場所:東京都港区 西新橋3-15-8 虎ノ門デュープレックス リズ 1503号
有限会社がんばれ社長 東京オフィス 電話:03-3433-7681

最寄駅:虎ノ門、神谷町、御成門、内幸町(どこからでも徒歩10分)
新橋からは徒歩15分
目安:愛宕神社前の道路の反対側、コイン駐車場の2軒となりのマンション

・もちろん無料だが、自慢のワイン、シャンパン、酒、つまみ、珍味、総菜、特産品、スィーツ、いずれか一品持参をお願いしている。
当方では紙コップと紙皿だけ用意してお待ちする。

問い合せ:がんばれ社長事務局 森本知佳 morimoto@e-comon.co.jp

●さて、今日は先だっての旅行の合間に読んだ『脳は若返る』(久恒辰博著、新潮社文庫)をもとに、脳の話を少々してみたい。

昔から、成人の脳細胞は毎日10万個ずつ死滅していくと言われているが、脳科学者のなかでそのような「俗説」を認めている者はほとんどいないと著者は言う。

●加齢が進むにつれて、もの忘れがひどくなるとか、感動や興奮をしなくなることがあるが、それがすなわち「毎日10万個死滅」の根拠とは言えないらしい。

むしろ先端の脳科学では、人は大人になってからも新しい神経細胞
(新生ニューロン)が日々生まれることが確認されている。

●正しい脳のアンチエイジング活動さえ行っていけば、私たちの脳はむしろ若返っていく、というのが著者のメッセージである。

そのための処方箋が次にあげるものである。

・恋をする(性ホルモンの分泌が脳にはものすごくよい)
・新しい挑戦をする(仕事でも趣味でも)。「もう年だから」と考えない。
・運動をする。室内運動ではなく、外で光を浴びてジョギングやウォーキングするのが良い。
・睡眠時間を確保する(ランチ後の昼寝も最高)
・脳によくきく食物を摂る(ポリフェノール、魚、アミノ酸など)

●私が問題視したのは「恋をする」という箇所。

この本では、既婚者の恋の仕方が書いていない。むしろ著者はそのあたりの方法を器用に避けている。
きっと既婚者に不倫をすすめる訳にはいかないので、「伴侶に恋をせよ」ということらしいが、それはムリがあるのではないか。
だいたい脳の老化が気になるような世代は50代以降。その世代が伴侶に恋をするなど、言うは易く行うは難しだと思うのだ。

●むしろ熟年の夫婦は恋心などとはまったく別の信頼関係に包まれていくものだと思うので、ハラハラドキドキする感情を伴侶に期待すべきではない。パートナーを傷つけない程度の恋の相手を他にもつ必要があると思うのだ。

●不倫にはならない「恋」とはどのようなものか、私はわからない。
どなたかアドバイスをしていただければ、『脳は若返る』の画竜点睛となるに違いない。

★脳は若返る