名言

「東洋思想の一つの美点は、経済と道徳とを分けない考え方であります」(内村鑑三著 『代表的日本人より』)

内村のこの本が初めて書かれたのは1908年の英文著作によるものでした。
あれから約100年、今の東洋諸国のなかで経済と道徳がひとつだ、と言い切れる国や個人は、どれだけ残っていることでしょうか。東洋的、日本的というものを決して忘れないことが真の国際的という言葉の意味だと思います。