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IDIT

今年に入って「がんばれ社長!」でご紹介したメルマガの中には、すでに千名を超える読者増加を果たしたものが2~3誌ある。その一方で、ほとんど目立った増加がなかったものもあるという。それらもやってみて分かった結果だ。

東京の増永さんや峯村さんのように、ITにもIDを持ち込んでいる経営者はなかなか破綻しない。
かつてのヤクルトスワローズ野村監督がめざした「ID野球」は有名だが、その「ID」とは『Import Data』(データ重視)の略である。
経営にもIDが必要であり、インターネットにもIDが大切なのだ。

次の指標について、電卓ではじきながら検討してみよう。

・メルマガ読者売上げ(月間ネット売上げ÷読者数)
 「がんばれ社長!」の場合、100円

・アクセス単価(月間ネット売上げ÷月間アクセス数)
 「がんばれ社長!」の場合、200円

アクセスを集める、メルマガ読者を増やすということは月間売上高に直結する行為である。かつて、プレビの増永さんがこう語っていたのを覚えておいでだろうか。

「メルマガを取り巻く環境は最近大きく変わりました。これからは、メルマガの中味だけなく、読者集めの競争でもあります。つまり知恵の勝負なのですが、同時に経費も使うべきでしょう。広告を出せないとか、広告を出そうと思わないメルマガ作者では、今後立ちゆかなくなるでしょう」

増永氏の場合、一読者集めるのに幾らまでなら広告宣伝費を投入してもペイできるというコスト計算ができている。
いたってカンタンだ。こっそり教えてしまおう。勘が優れた方ならば「がんばれ社長!」のこの二本の記事で計算を完了しているに違いない。

『プレビ』に関する二本のバックナンバー
http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=1150 
http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=1151 

『プレビ』の月間広告収入は約300万円だ。読者数が約10万人なので、300万円÷10万人=30円 という金額が一読者あたりの月間売上げ貢献額だ。
その一年分まで投資するならば、30円×12ヶ月=360円 まで一読者あたり経費を使って良いということだ。

投資金額が一年で回収できるということは、年率100%回収の投資であり充分すぎるほど魅力的だ。年率50%回収で満足するならば、一読者確保につき720円まで投資できることになる。ちなみに『プレビ』は、100%以上のリターンという、ものすごい低コストで読者を集めているはずだ。

さあ、あなたのメルマガではどうなっているか。あなたのサイトではどうだろう。
計算結果をもとにして、「がんばれ社長!」などに思い切って広告を打ってみてはどうだろうか。