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アメリカ合衆国の独立記念日を間近にした 7月 2日、直径 24kmにも及ぶ円盤型の UFOがニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントン D.C.などアメリカの主要都市や、世界の大都市上空に出現した。世界がパニックに陥る中、アメリカ政府は円盤内の異星人との交信を試みるも、彼らが侵略者であると理解したときには、時すでに遅し。エイリアンによって主要な大都市は破壊され、廃墟と化してしまう。人類は共同で宇宙船に攻撃を仕掛けるが、彼らのテクノロジーには歯が立たず、逆に返り討ちにされる。そんな中、各々立場の異なる 3人の男達がエイリアンに対して敢然と立ち向かう。(ウィキペディア)
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これが 96年の映画『インデペンデンス・デイ』のあらすじである。
私も夢中になって観たものだが、もう 17年も経つのかという感慨がある。当時 42歳、コンサルタントの仕事を始めて 2年目のかけ出しだった訳だ。その『インデペンデンス・デイ』は昔の映画だと思っていたら、なんと続編ができるらしい。
来年(2014年)には撮影開始されるだろうというウワサがある。しかも今度は 3D 映画になるようだ。当然、映画の主題からして 7月 4日の米国独立記念日近辺に公開されることになるだろう。ということは 2015年の夏休み映画の目玉がこれになる、ということか。早くも楽しみである。
→ http://www.cinematoday.jp/page/N0049271
『インデペンデンス・デイ』では、大統領のスピーチが印象的だった。その場面がこの YouTube 動画にある。字幕は正しい翻訳ではない。東日本大震災の 3.11からの復興を目指して『Operation Tomodachi』に出発する場面になぞらえてあり、オバマ大統領のメッセージまで付いているものだ。翻訳こそ違えども映像は映画のシーンである。
→ http://www.youtube.com/watch?v=VcXDopqwC90
このスピーチを久しぶりに聞いた。3分しかないのでくり返し聞いた。やっぱり良い。
スピーチといえば『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(92年)のアルパチーノの演説も鮮やかだった。盲目の退役軍事を演じたアルパチーノはこの年 52歳。この演技が認められてアカデミー賞とゴールデングローブ賞のそれぞれ主演男優賞を受賞した。これは彼が『ゴッドファーザー』シリーズでもなし得なかったものだけに、彼にとって最高峰の作品といえそうだ。裁判の場面だけをみても意味が分かりづらいとは思うがこちらの動画で映画の雰囲気は味わえる。
★その1 http://www.youtube.com/watch?v=1bkag38Ta-c
★その2 http://www.youtube.com/watch?v=1ES1WtDGjp4
★その3 http://www.youtube.com/watch?v=HDhCbSyc02w
●『インデペンデンス・デイ』の大統領、『セント・オブ・ウーマン』の退役盲目軍人。信じていることを腹の奥底から語る武人のスピーチは見事である。私もかくありたい。