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Act as if(アクト アズ イフ)

Rewrite:2014年3月30日(日)

『確信を持つこと、いや確信を持っているかのように行動せよ。そうすれば次第に本物の確信が生まれてくる』(ゴッホ)

「Act as if」ということばがある。これは、あたかもそうであるかのように今振る舞うことの大切さをあらわすものだ。

自信をもつには、自信があるかのように今から振る舞う
心からのやる気を出すには、そのように今から振る舞う
火の玉のような情熱が必要なら、そのように今から振る舞う
決断と実行の人になるには、そのように今から振る舞う

これは理屈ではない。身体の自然反応のようなものだ。

販売不振におちいり、絶望していたセールスマンのフランクベドガー氏が、なぜセールスマンあこがれの存在になり得たか。
それは彼の自著『私はどうして販売外交に成功したか』(ダイヤモンド社)にあるように、朝シャンのときから始まっているのだ。
冴えない日々を送っているときは朝シャンも冴えない。そこで、ベドガーは、朝シャンそのものを火の玉のように情熱的にやってみた。その結果、すぐに販売が上向くことはなかった。でも彼は火の玉朝シャンをやめず、火の玉挨拶、火の玉電話と「作戦」を拡張していく。彼の偉大なセールス人生のスタートは朝シャンの改善にあったのだ。

今日、あなたはすでに朝シャンが終わっていることだろう。他の方法でも構わない。一番ほしいもの、それが決断力ならば、決断の人のように今から振る舞うのだ。

最終的には、あなた自身の実績がほんものの自信のもとになる。成功している自分自身がほんものの情熱の元になる。
しかし、そうした実績をあげるまでの間は、そのように振る舞うのだ。あなたの潜在意識がそう信じるまで振る舞おうではないか。

★フランクベドガーの名著