武沢が選んだAI未来年表
●博報堂が運営する「生活総研未来年表」は私の発想を刺激してく
ここで未来のことを考えているとイマジネーシ
★生活総研「未来年表」
https://seikatsusoken.jp/futur
●今年に入って一気に加速した「AI」。このAIが私たちのビジ
どのように変えるのかを未来年表からピックアップした。
以下に時系列でご紹介する。ところどころ( )内のコメントがあるが、
それは武沢による注釈である。
●武沢が選んだ「AI未来年表」。
2024年:天気予報に人工知能(AI)が導入され、予報の精度
(これによって大助かりする会社や個人はとても多そう)
2024年:創薬のためのAI市場が急成長し、画期的な新薬の開
生まれる
2025年:中小企業の労働力が390万人分不足するが、AIが
(差引230万人不足。あと2年もしたら今以上に人手不足が深刻になりそう)
2025年:企業のAI導入が加速し、世界で8500万人(3%
2030年:日本国内の人工知能関連市場が、86兆9620億円
(現在首位の自動車産業が64兆円なのであっといまに抜き去るわけだ)
2030年:AIの発達で、本人に顔も声もそっくりなアバターが
(歴史の偉人や伝説の名経営者が目の前にあらわれる)
2030年:自動運転車AIが、熟練ドライバーの水準に達する
(人間がハンドルを握るのはレースの世界だけになる?)
2030年:医療、介護の分野で働くAIロボットが、人間の従事
上回るようになる
2030年:AIによる調理ロボットが完成。AI料理人が人間の
競うことになる
(メニュー表のなかに「人間料理」「AI料理」が表示される)
2030年:消費者は自分が望むAIサービスを、オンラインから
(どんなメニューなのか早くみてみたい)
2030年:AIの普及が日本に500万人分の雇用を創出する。
差引240万人分の仕事を奪う。
2030年:AIが輸送、配送を完全無人化する
(配送の2024年問題はAIが解決する)
2030年:AIが人の潜在意識を分析し、必要な製品を開発する
(研究開発の仕事は人間ではなくAIが行う)
2030年:中国がAI大国になる
(いまのままならそうなる。そうならないように日米欧が力をあわせようとして
いる)
2030年:人材育成がAIの普及に追いつかず、大量失業と人手
(前代未聞の珍現象)
2030年:日本国内の銀行から人がいなくなる
(つまり金融機関全体がフィンテック化する)
2030年:国内のIT機器の消費電力が現状比で36倍に増える
(とんでもない電気消費量になるのだが、私たちはその先を見越して動いている。
後述)
2030年:中国が半導体産業のすべての部門で上位を占める
(このままいけば、という話)
2030年:日の丸半導体の世界シェアがゼロになる
(そうならないために日本も必死)
2030年:中国が人工知能(AI)大国になる
(困る)
2030年:世界の半導体産業が、1兆ドル(約134兆円)市場
(2023年は5,151億ドルなので年率10%成長がつづく)
2030年:国内で1000万人が量子コンピューターを利用する
なる。
(従来のコンピューティングにAIが加わり、量子も加わる。SF的なことが次々に
現実になる)
2030年:日本の光電融合技術が半導体チップ上で実用化する
(これです!電気のかわりに光を使うことで消費電力が劇的に下がるのです)
2030年:このころ、次世代半導体が実用化。光信号をそのまま
はじまる
(消費電力1/100、スマートフォンが1回の充電で1年作動)
2030年:拡張現実(AR)、仮想現実(VR)デバイスが、ス
メタバース関連市場が、8000億-1兆ドル(約92兆-115
拡大する。
(メタバースについてはMetaも計画を下方修正しましたが、頓挫したわけでは
ありません)
2035年:現在ある職業の67%が、ロボットか人工知能に置き
2035年:日本の仕事の49%がロボット、AIで代替可能にな
2035年:公認会計士の業務が85.9%AIに置き換わる
2035年:税理士の業務が92.5%AIに置き換わる
2045年:人間より計算能力が10億倍高い人工知能が登場する
2045年:人工知能の普及による技術失業で、日本の就業者数が
1割にとどまる
(今の就業者人口は約7000万人。このころには1000万人位
になるという、とんでもない試算)
2050年:人間がAIロボットと結婚する
(LGBTにAが加わるのか?)
2050年:AIがノーベル賞クラスの研究成果をあげる
(そのとき、ノーベル賞は授与されるのだろうか?)
2070年:AIが人間のあらゆる認知能力を超え、全能兵器が登
(これが一番厄介な問題。それを抑止する議論が盛んである)