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猜疑心(さいぎしん)に打ち克つ

Rewrite:2014年4月1日(火)

本当にうまくいくかな、本当に勝てるだろうか、という猜疑心(さいぎしん)を克服しよう。

戦国時代に、あの織田信長ですら実績がない頃は、家臣団に勝ちぐせをつけさせるためには苦労したという。伊勢長島の一向一揆を制圧できないでいる家臣達は、軍議の席上、勝てない理由ばかりをあげつらう。それに対して信長は一喝した。

「なぜ勝てないかではなく、どうしたら勝てるかを考えろ」

戦国武将の軍議もあなたの会社の会議も同じ状況である。

トップは社内に漂う猜疑心(さいぎしん)に打ち克たなければならない。トップたる者、自分の決断は計画通りの結果をもたらすという強い信念を持つべきである。そして、実際に勝たせるのだ。経営であれば、目標達成が勝利なのである。
勝ちぐせ、達成ぐせをつけさせるまで強い気持ちで部下をリードする必要がある。そのためには、まずトップ自身が猜疑心を払拭せねばならない。