司会とアナウンスの違い
●同じような職業でも似て非なるものがある。
今日は女性アナウン
どちらも話すことのプロであるにもかかわ
それはなぜか。
●ひとつめの理由はボキャブラリーの問題。
うっかり忌み言葉を使
たとえば、
- 本日はお忙しいなか・・・
- わざわざお越しくださり・・・
- いったんマイクをお返しします
- とんでもないことです
- くれぐれもお気をつけて
- かえすがえすも・・・
- 以上をもって閉会とさせていただきます
といった具合。
「え、どこがいけないの?」と私は思ったが、調べてみたらこれら
忌み言葉はたくさんあり、司会のプロは熟知しているが、アナウン
●葬儀や法事の司会で、「浮かばれない」とか「迷う」は忌み言葉
宗教や宗派の知識も大切になる。
たとえば、神式やキリスト教式の葬儀であるにもかかわらず「ご冥
その場面だけ器用にボキャブラリーを変えるのは難しいので、日常
●アナウンサーと司会の違いのひとつめが忌み言葉なら、ふたつめ
それは「間」の置き方である。極端なまでに間を大切にする。
アナウンサーは滑舌よく流ちょうに話すことが大切。
たとえば、講
「お手元の携帯電話やスマートフォンの電源をお切りいただくかマ
立たれますこともどうかご遠慮くださいませ。間もなく講演開始時
●お知らせを一気にたくさん伝えたので、お客さんはどれかを聞き
●一方、プロの司会者はこうする。
「お手元の、携帯電話、 スマートフォン、 電源をお切りいただくか、 マナーモードに設定してください」
「また、 講演の録画・録音は禁止です。 場内における、 写真撮影も禁止です。」
たっぷり間をとることで意識をひとつのことに集中させることがで
その結果、警告を破る人は出ない。
●私はこうした話を自分に置きかえながら聞いていた。
コンサルタントの話術はどうあるべきか、講演やセミナーのときの
あるいは、メルマガの文章のあり方はどうあるべきかと。
●脇役で目立たないながらも大切な司会業。
今度はもっと司会の話
※昨日号の「時価総額クイズ」、まだの方はこちらでチ
昨日号⇒ https://e-comon.jp/?p=37190