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司会とアナウンスの違い

投稿日:2020年11月12日 更新日:

司会とアナウンスの違い

●同じような職業でも似て非なるものがある。
今日は女性アナウンサーからお聞きした話をもとにお届けするが、そもそもアナウンサーと司会業は別物だという。
どちらも話すことのプロであるにもかかわらず、アナウンサーが結婚式や葬儀の司会をするとうまくいかないことが多いらしい。
それはなぜか。

●ひとつめの理由はボキャブラリーの問題。
うっかり忌み言葉を使ってしまうというのだ。

たとえば、

  • 本日はお忙しいなか・・・
  • わざわざお越しくださり・・・
  • いったんマイクをお返しします
  • とんでもないことです
  • くれぐれもお気をつけて
  • かえすがえすも・・・
  • 以上をもって閉会とさせていただきます

といった具合。

「え、どこがいけないの?」と私は思ったが、調べてみたらこれらはすべて忌み言葉だった。
忌み言葉はたくさんあり、司会のプロは熟知しているが、アナウンサーがそれを知っているとは限らない。

●葬儀や法事の司会で、「浮かばれない」とか「迷う」は忌み言葉だし、葬儀でも縁起のよくない言葉を決して使わないのがプロ。
宗教や宗派の知識も大切になる。
たとえば、神式やキリスト教式の葬儀であるにもかかわらず「ご冥福をお祈りします」とか「供養」「成仏」などの単語は受け入れられない。
その場面だけ器用にボキャブラリーを変えるのは難しいので、日常の会話から忌み言葉を避ける訓練をしておくのが司会のプロなのである。

●アナウンサーと司会の違いのひとつめが忌み言葉なら、ふたつめはなにか。
それは「間」の置き方である。極端なまでに間を大切にする。
アナウンサーは滑舌よく流ちょうに話すことが大切。
たとえば、講演会のときにアナウンサーが司会をするとこうなる。

「お手元の携帯電話やスマートフォンの電源をお切りいただくかマナーモードに設定してくださるようお願いします。また講演の録画録音ならびに写真撮影は禁止とさせていただきます。急用時以外でお席
立たれますこともどうかご遠慮くださいませ。間もなく講演開始時刻の15時になります。もうしばらくそのままお席でお待ち下さい」

●お知らせを一気にたくさん伝えたので、お客さんはどれかを聞き漏らし、警告を破ってしまう人がでる。

●一方、プロの司会者はこうする。

「お手元の、携帯電話、    スマートフォン、     電源をお切りいただくか、    マナーモードに設定してください」

「また、    講演の録画・録音は禁止です。     場内における、   写真撮影も禁止です。」

たっぷり間をとることで意識をひとつのことに集中させることができる。
その結果、警告を破る人は出ない。

●私はこうした話を自分に置きかえながら聞いていた。
コンサルタントの話術はどうあるべきか、講演やセミナーのときの自分の話術はどうあるべきかと。
あるいは、メルマガの文章のあり方はどうあるべきかと。

●脇役で目立たないながらも大切な司会業。
今度はもっと司会の話術に注目してみようと思う。

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