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一日中、映画を観る日

【今日の新作YouTube】

組織のリーダーは解雇すべき社員は速やかに迷わず解雇すべし。迷ったときはこの方法。

解雇が下手な会社が少なくありません。
特に中小企業では解雇がまったくできない会社がたくさんあります。あきらかに成長していない、その意欲もない、不平たらたらで最低限の仕事だけし、存在するだけで周囲に害をばらまいている。
それでもなぜか社長は腫れ物にさわるように彼のことを扱い、本人と立ち向かおうとしません。
そういう会社の末路をお教えしましょう。
それは・・・

『一日中、映画を観る日』

●東京五輪のために特別に用意された四連休がまったくアダとなってしまった先週末、私はいつものように仕事した。
ただ、映画だけをたっぷり見る日をつくり、気になっていた映画やドラマを一気見した

●まずは『忠臣蔵』(1958年)。
長谷川一夫主演、市川雷蔵、勝新太郎、京マチ子、山本富士子、若尾文子、中村玉緒など当時のトップスターが勢揃いした2時間47分に及ぶ超大作だ。

●歴史好きを自認している私だが、所々ぽっかり穴があいている箇所がある。
その一つが赤穂浪士の物語だったわけだが、この『忠臣蔵』をみることでとりあえず知らなすぎて恥をかくことはなくなったはずだ。

●以前は「観智院」(増上寺にある)の200畳ある畳を一夜で張り替えることになった事件などが話題に出てもピンとこなかった。
だが映画をみておくだけでこの有名なエピソードの内容がきちんと理解できる。
もっとも最近は忠臣蔵が話題にのぼることがなくなってしまい、あくまで個人的関心になってしまったが・・・。

●元禄14年3月、浅野内匠頭が吉良上野介に切りつけた“松の廊下刃傷事件”は史実である。
そして翌15年12月14日(旧暦)の赤穂浪士による“吉良邸討ち入り事件”も史実のようで、泉岳寺には赤穂浪士の墓がある。
ただ、前後の話はかなりフィクションが盛り込まれ、ドラマ仕立てになっている。

●大石内蔵助が吉良邸に討ち入り情報をもらさないため、身内をも騙し続けたくだりや、京都の茶屋で連日遊女と乱行に及んで散財し、大石は討ち入りするような人物ではない、といった情報操作をするあ
り、芝居めいていて面白い。
もしそれが実話なら、相当な戦略家であったはずだ。

●忠臣蔵をみたあとは、マクドナルドの実質上の創業者・レイクロックの自伝的映画『ファウンダー』も観た。劇場で二度観ているがもう一度みたくなりPrimeビデオで改めてみた。
マイケル・キートンの快演でマクドナルドビジネスの黎明期が手に取るようにわかる。
原作、脚本、監督、役者、すべてにおいて一級品
近代アメリカの一部を作った企業の創業期は信じられないほど人間くさい悲喜劇が隠されていた。
ああ、マクドナルド。

★ファウンダー http://thefounder.jp/

●『ファウンダー』は1950年代のアメリカの物語。
『忠臣蔵』のように300年以上も前の話ではないので、かなり史実に忠実に再現されているようだ。
もし今もレイ・クロックが生きているなら文句のひとつやふたつは言うに違いない。
それに今の米国マクドナルド本社がよくこの映画を黙認したなと思う。
それゆえ、「マクドナルド非公認映画」と言われているのかもしれない。

●こうしてみると、私の場合、面白い映画とは何らかの知的好奇心が満たされるものか、強烈な生き様をもった主人公が登場することが条件のようだ。
上記映画以外にも米国で人気のシリーズドラマを何本かみた。
『マニフェスト』『ブラックリスト』『ジャックライアン』などだ。
しかし、今のところ10年以上前に夢中になった『24』を超える作品にまだ出会っていない。
私が見過ごしているだけかもしれない。
どなたかオススメのドラマがあればお教えいただきたい。