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創業時のビジネスは山梨の絹製品

「やりたいことは全部やる」のコンセプトで、あのキティちゃんもこの夏、遂に YouTuber になった。
→ https://www.moguravr.com/vtuber-hello-kitty/

「そうなのか、時代はここまで来ているのか」と感慨ひとしおの私
そこで、キティちゃんの歴史を調べてみたら、偶然にも意外な発見をしてしまった。
そこで、今日のメルマガは「サンリオ」「ハローキティ」の話題をお届けしたい。

株式会社サンリオの創業者は辻 信太郎氏(つじ しんたろう、1927年12月7日 – )。
91歳の今も現役社長を続けておられるタフガイである。
実はこのサンリオという会社、スタート当初からキャラクタービジネスを手がけていたわけではない。
1960年(昭和35年)8月10日の創業時の会社名は「株式会社山梨シルクセンター」だった。
資本金100万円で設立し、13年後の1973年(昭和48年)に株式会社サンリオに社名変更しているのだ。
社名の通り、当初は山梨のシルク製品やぶどう酒などを販売していたがうまくいかず早々に事業に見切りをつけている。

その後、小物雑貨の販売に切り替えた辻社長。
最初の成功は花柄を付けたゴム草履だった。
きれいでかわいいイラストを付けることで製品の売れ行きが大きく伸びることを知った。
そこでキャラクター商品の開発に乗り出すことにした。
当初は、水森亜土、やなせたかしなど当時の人気キャラクター作家にデザインを依頼していたが、やがて自社が著作権を持つキャラクターの開発を目指す。
そして74年に開発し、75年に発売したのが「ハローキティ」なのである。

社名の由来については、諸説ある。
山梨出身であることから、山梨を音読みすると「サンリ」。
その王になりたいと「サンリオ」にしたという説。
利益を生む男になりたいから「産利男」にしたという説。
スペイン語のSan Rio(サンリオ、聖なる川)に由来しているという説。
最後の説だけは後づけのニオイがするが、意外に最初が正解なのではないか。

昨年、祖父から孫への事業承継路線が発表されたサンリオ。
「一代飛ばすのか?」と怪訝に思われるかもしれないが、辻 信太郎社長のご子息・辻邦彦氏(当時 代表取締役副社長)が出張先のアメリカで心不全で亡くなっている。
2013年の悲劇だった。
邦彦氏がサンリオのキャラクターライセンス事業をリードしていただけに惜しまれる出来事だった。

産みの親でもある祖父から孫への事業承継、キティちゃんも動向が気になることだろう。

★56年社長君臨、28歳の孫が専務昇格で世襲確定
→ https://biz-journal.jp/2017/12/post_21618.html