会社勤めしている時、ひとりの先輩から貴重な助言をたくさん受
・とにかく本を読め
・身銭で日経新聞を買って読め
・海外旅行しろ
・貯金より自己投資だ
・酒と女にはおぼれるな
その先輩は私よりたった一つ年上なのだが、アドバイスの内容は1
ほとんどアドバイスに従ってきた
その先輩の助言のなかに一つだけ毛色の異なるものがあった。
「イエスマンにはなるな」というものである。
「たとえ間違っていてもいいから、自分の意見をしっかり述べろ。
チキンバスケットを食べながら、「なるほどそういうものか」と
だがこちらは20代の世間知らず。
一回りも二回りも年長の上司を
それ
コンサルタントの仕事を始めたら、お客さんである経営者も私に
「イエスマンは要らない」と。
そうか、やっぱりイエスマンは要らないのだ。
ノーマンが大切なん
だが、そもそも「イエスマンかノーマンかの二者択一ではない」
意見が少し違うぐらいのことで相手と対立する必要なんかない。
政
経営者は私の依頼主であり、私の助けを必要と思っていただいて
その相手に対して「社長、違います」「社長、それには反対で
良い会社を作りたい、良い経営者になりたいというベクトルさえ
結果的に私
互いに強くなるためにタックルしあうことはあるが、一触即発の「
現実問題として良い会社にはノーマンがほとんどいなく、イエス
なかには最近お会いした製造業の N 会長のように、「うちにはノーマンは一人もいらない。大企業ならいざ知らず、中小ベンチャー企業
コンサルティングを頼みたいと思われる経営者の多くも、ノーマ
「社長、ごもっともです」と手放しで社長の考えを支持する「単純
「社長、その意見はとても面白いし私も賛成です。それを実現する
「イエスマン」か「ノーマン」かの二択ではなく、「付加価値イエ