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「iPhoneX」(アイフォン テン)を使ってみて

※先週号の「魔になれる秘訣」は後日に譲り、今日は違うテーマに差し替えます。

10月27日(金)午後4時1分、アップルの iPhoneX(アイフォン テン)の予約開始日に申込んだ。3年間 iPhone6プラスを使ってきたので、相当な進化を遂げているはずだ。
ソフトバンクから「入荷しました」と連絡を受けたのは11/16(木)だった。年内に間に合えば上出来だと思っていたので意外に早くておどろいた。気持ちとしてはすぐにでも受け取りに行きたかったが、翌日から「経営計画合宿」があるため自重した。

そして11/18(土)の夜に受け取りに行った。その夜は自宅で設定。
データの復元作業や初期設定に手こずり2時間ほどを要したが無事に完了。そして昨日の日曜日はほぼ一日割いてあれこれの用途に使ってみた。従来機(iPhone6プラス)と比べて何が大きく変わったか、さっそく速報してみたい。

1.iPhone6プラスから iPhoneX へ
iPhone6プラスと比べてボディサイズがひとまわり小さくなった。
しかし、本体前面のすべてがディスプレイになったため、小さいボディなのに表示画面が大きくなった。これはとてもうれしい技術革新だ。
(画像は本日発行の社長最前線!で紹介した。近日中に Facebookにもあげる予定)

2.ホームボタンがなくなった
表面すべてをディスプレイにするために、iPhoneX ではホームボタンをなくした。その結果、操作が不便にならないかと気になっていたが、その心配は杞憂におわった。ホームボタンにかわる操作があり、それらは半日で慣れるだろう。iPhone が出て10年間あったホームボタンを無くしてしまい、それでも困らせないのだから、これもすごいテクノロジーだと思う。

3.ディスプレイがLCDから有機EL になった
有機 EL の画面は美しい。2436×1125ピクセルと高精細化も進み、高品質な文字や画像・映像が楽しめるようになった。
個人的には白地に黒文字のテキストが美しく読みやすい。シニアグラスの度が進んできているので、このクッキリ感はとても心地よい。
もちろん画像や動画の表示力も高まっており、これならiPhoneで文章を読む気になるし、映画だって iPhoneX なら観ようという気になる。

4.「Face ID」という顔認証システムが導入された
何かと話題になっていた顔認証システムがついに iPhoneに搭載された。
写真でも使える、寝顔でもいい、などと騒がれたが三次元で顔認証しているので、写真では不可能だ。
一度、自分の顔を登録しておくと、それ以降は顔がパスワードの代わりになる。認識の精度やスピードが予想以上にすばらしい。顔が似ている息子でも試してみたが、きっちりと「ちがう」と判別してくれた。
顔認証システムはロック解除だけでなくApp Storeや iTunes Storeでの買物、Apple Payでのクレジット決済にも利用できるので、パスワードを入れる頻度が減ってありがたい。夜中にトイレに行ったとき、周囲は真っ暗でも瞬時に顔認証してくれた。
ちなみに自分で口元を覆ってみたら、認証されない。マスクをしてもだめだったが、マスクをあごにずらせば認証された。

<あすにつづく>