これからやろうとしていることを周囲に語ったものの、
相手は目をパチパチして表情が固まっているか、
そもそも出来っこないことを考えているのだろうか?と思い悩む。
「上人おおいに燃ゆる、中人大いに悩む、下人大いに笑う。
聞いた相手が悩ましそうな顔をするか、
私は先の言葉が気に入った。
あれから一年以上経った。「求めよ、さらば与えられん」
ひょっとしたら先輩の言葉は『老子』かもしれない。
あなたはいかがお思いだろうか?
以下、『老子』の一節。(旧 第41章)
「上士は道を聞けば、勤めてこれを行う。中士は道を聞けば、
<意味>
すぐれた人物は「道」を説かれるとそれを実行しようと努力する。
ふつうの人物が「道」を聞くと半信半疑で戸惑っている。
劣った人物が「道」を説かれると、
結論:出典にこだわるなら老子の言葉を引用しよう。
出典にこだわらないなら、先輩の言葉の方がパンチがある。