5月の連休中に二人の息子が部屋の掃除に精を出していた。
「お、ずいぶんスッキリしたな」と私がいうと、「
その話を最近 Y 社長(59)にしたところ、「メルカリって何?」と聞かれた。今もガラケーしか使わない Y 社長のことゆえ、メルカリを知らなくても驚かなかったが、横にいた専務(社長の長男、
「武沢先生、スマホなんて触っているヒマはないですよ」
ある町の消費財メーカーの T 社長(34)は、いま懸命に Excel を学んでいる。先月、 MacBook Pro も購入した。
通販サイトを立ち上げるために外部のホームページ業者と契約して
ずいぶん嫌みだとは思ったが、心を鬼にしてこう申し上げた。
「社長、私が20年前にやっていることを社長は今、
社長もそのことは痛いほど分かっているようで、
社会の変化は早い。
インターネット普及にともなって企業や組織に CIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)を置くところが増えている。
CIO とは、社内の情報システムや情報管理を統括するポストのことをいう。
ところが CIO というポストだけではカバーできないほどデジタル社会の変化は早い。AI(人工知能)や、
そこで先進企業では何年も前から CDO(チーフ・デジタル・オフィサー)を置いて来たるべきデジタル社会に備えている。
Apple、Amazon、Google といったテクノロジー企業はもちろん、ロレアル、スターバックス、ボルボ、マクドナルドなどでも CDO が活中。日本企業も最近になってようやく上場企業を中心に CDO を設置す
るところが増えてきた。
こちらの日本経済新聞の記事にもあるように、
メルカリを使っていなくても恥ではないが、
★日経記事
→ http://www.nikkei.com/article/