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Coke ON をダウンロードしてみた

2014年の消費税増税でコカ・コーラ(500ml ペットボトル) が1本160円になった。同じものがスーパーやネットでは90円以下で買えるので、価格差は2倍近い。飲料メーカーにとって高い利益率の自販機ビジネス。だが、その自販機の販売比率が下がってきており、概ね、全体の3割程度だという。日本国内にはすでに250万台の自販機があり、世界に誇る自販売大国なのだが、消費者の自販機離れは深刻な問題でもあるようだ。

自販機そのものがすでに飽和状態にあることや、コンビニ・ネット通販などにシェアが奪われてもいる。そこで飲料メーカーとしては自販機を利用してもらことに知恵を絞ることになる。

日本コカ・コーラでは、昨年4月にスマホ対応自販機を発表した。
2016年中に14万台の自販機をスマホ対応する予定とのこと。アプリの名称は『Coke ON』で、スマホにダウンロードしておくと対応自販機で買うたびにポイントが貯まり、15本に付き1本が無料になる。
アプリで自販機検索もできる。私も自販機検索してみたが、すでに周辺にたくさんあるので驚いた。今後は、気温が30度が超えた日にはスポーツ飲料のクーポンを発券するなどの機能が自販機に付加される見通しだという。「スマート自販機」とでもいえる存在になるのかもしれない。

ダイドードリンコも「Smile STAND」を同時期にアナウンスし、スマホ自販機を展開中。対応が遅れていたキリンビバレッジは先週の1月19日、「タピネス」を今春から東京・大阪で展開すると発表した。
夏以降には全国に拡大していくという。

果たしてポイントが付かない自販機では買わない、という時代になるのか?それが低迷する自販機売上げの救世主となるのか?

No Coke No Life !
というあなた、まずは「Coke ON」を試してみませんか。