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三巨匠セミナー

最初にマツダミヒロさんの「魔法の質問」に出会い、そのセミナーで松村 寧雄先生の「マンダラ手帳」を知り、マンダラセミナーに通ううちに武沢の「がんばれ!社長」に出会って Wish-List を知った。このような、魔法の質問・マンダラ手帳・Wish-List が スパイラル状に出会いの輪をひろげている。出会いの順番は違っていても、三人の個性が違っていても、それが一緒になると不思議に融合する。

そんなことをいろんな人から言われる。

鳥取大学医学部附属病院に勤務される橋原喜代(はしはら きよ)さんは、この三人のことを「三巨匠」と呼んでいる。こちらは面映ゆいので「2巨匠+1ゲスト」にしてほしいとお願いしたが、彼女は聞かない。

2012年の夏、彼女は突然、私にこんなメールをくれた。

・・・
武沢先生、先日は名刺交換ありがとうございました。
(中略)
そこで大変、恐縮なのですが・・・私は個人的に 6月に魔法の質問認定講師と 11月にマンダラの認定講師を取るので、そんな自分へのご褒美に、マツダミヒロさんと松村寧雄先生を米子にお呼びし、コラボイベントを企画するつもりです。それで、武沢先生にも是非、講師として米子へご招待いたしたく思います。どうか米子の老若男女達に、武沢先生のパワーを注入してください。すでに、私のウイッシュリストには書き込みましたので、きっと大丈夫かと存じますが(笑)、何卒、ご検討の程宜しくお願い致します。日程は来年の 1月 19日(土)です。ちなみに山陰は、松葉ガニが有名で、是非フルコースで堪能して頂き、イベントの翌日は、マンダラのご一行様と、出雲大社へ初詣に出かける企画も付いています。\(^o^)/ぜひ、「三巨匠セミナー」を米子で実現させてください。よろしくお願いします。

・・・

そのときは橋原さんを詳しく存じ上げていなかった。たしか笑顔が印象的な方だった記憶がある。メールからは情熱が伝わってきたし、山陰での仕事も初めてだし、三人で仕事をご一緒したこともなかったので、破格な講演料ながら引き受けることにした。

そのイベントが昨年、2013年 1月 19日(土)に開催されたのだ。

橋原さんは「魔法の質問」認定講師の資格をとり、マンダラ認定講師の資格も取った。その人脈をフルにつかって米子に人を集めた。米子で一番有名なホテルの一番大きなホールを人で埋めた。

第一部は魔法の質問セッション。マツダミヒロさんの質問ライブなのだが、質問された回答を各自がマンダラに書き込んでいく。それを通してマンダラに親しみがわくようになる。第二部が Wish-List。箇条書きでつくった Wish-List をマンダラで区分けし人生目標に仕上げる方法を武沢が語った。第三部が松村 寧雄先生のマンダラ人生百年計画。誕生から 100歳までの人生を鳥の目で見通すワザを学んだ。こうして三人の講師がそれぞれ 80分の持ち時間をフルに使い切った。

休憩をはさんで第二部はパネルディスカッション。そこで熱心な質疑応答が行われ、その後、懇親会。三つのテーブルに講師が別れてすわってフレンチのコース料理をいただいた。閉会後、「旬の松葉ガニを召し上がっていただきます」と橋原さんの案内で、繁華街の小料理屋にくり出しのは午後 9時だった。そちらにも 10数人のメンバーが集まり、熱いトークバトルが 11時過ぎまで続いた。

翌朝は午前 9時にホテルに集合し、めいめいが車に分乗して出雲大社に初詣。出席者は 10数人。大社の近くで割子そばをいただいてすべてのメニューを終了したのだった。

「来年もやりましょう!」橋原さんにそう提案したのは私だった。

松村先生もミヒロさんも山陰を満喫し、このイベントに魅力を感じたのか、その場ですぐに日程が決まった。それが 2014年 1月 25日(土)だった。

今年のイベントは更に一段と進化した。

集客においては昨年を下回ったものの、女性比率が 7割を超え、グーンと華やかな雰囲気になった。講師と受講者の距離も近くなった。三講師の呼吸もぴったり合って一年ぶりに三人が顔を合わせたとは思えない。参加者も二度目とあって緊張が解け、率直な質問がでるようになった。セミナーのあとの質疑応答は、各自の課題解決のためのど真ん中直球の質問が続いた。

夜 10時、すべての公式行事を終えて、ホテルのバーでクールダウンする講師のもとに、立ち去りがたい受講者が集まってきた。なかには、いったん自分のホテルにチェックインしてからもう一度、会場のホテルにもどってきた人もいる。そんな熱気におされてビールがすすみ、バーでは講師がめずらしく酩酊した。これも橋原マジックのなせるワザかもしれない。おまけに、いつのまにか来年日程まで決まっていた。それが 2015年 1月 31日(土)である。

来年のこの日をもって米子三巨匠セミナーがひとつの区切りをつけることになる。「ファイナル米子三巨匠」である。その後はどうなるかいまのところ分からない。

ちなみに今年の受講費用は
・第一部セミナー (五時間) 5,000円
・第二部質疑応答&夕食会(二時間半)10,000円(こちらは料理もお酒も素晴らしいし。ここでしか聞けない本音トークが炸裂し、超おすすめ!)
・一部と二部通しチケット 13,000円

となっている。
来年の詳細は未定だが、興味のある方はまず日程の確保をお願いしたい。