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東京から東北へ向かう

甘かった。お盆前だからとなめていた。

東京発はやぶさ7号で盛岡へ入るのだが、当日でも指定席かグリーン席が手に入ると思っていたら完売。2時間ちょっとの新幹線を立っていくことになった。「さんさ踊り」おそるべし。

東北各地で祭りがアツイ。
だが、足元をみてみると、ここ20年で3割減ったねぶたの動員数。クリーンで安全な祭りを志したことが祭りの非日常性を消したという指摘もある。スポンサーの減少や、観光客のマナー低下、近隣住民からのクレーム増加といった頭が痛い問題もある。それらを克服しながら日本の祭りがどのように伝統を守り、進化していくのか。
行政の指導者はマーケティング手腕が問われている。

そもそも祭りをマーケティングする必要はないという見方もできる
地域に根ざした伝統文化なのだから、地域内だけで完結させる祭りが多いのも事実だが、リオのカーニバルやメキシコの死者の日など、世界の観光客が押しよせる一大イベントにするという目論見もある。

官民一体となって、どんな祭りにしたいのかという中長期の事業構想が必要になるだろう。

さて、今から列車に乗りこむ。盛岡着後はすぐにセミナーなので、今日のメルマガは遺憾ながらここまで。