未分類

がんばれ熊本、がんばれ九州

熊本の読者の方々、そして九州の皆さま、ご無事でしょうか。今もなお余震が続いていると思いますが、一日も早く揺れがおさまり、安眠できる日が来ることをお祈りいたします。

昨夜、仕事を終えてタクシーに乗りました。地震のことが気になったので運転手に情報を求めました。すると奇しくも熊本から単身で名古屋まで働きに来ておられる運転手さんでした。私と同世代の方で、熊本市の隣町・八代市に奥様と子どもさんがいるそうです。幸いご家族とは連絡がついて無事を確認できたそうです。とはいえ揺れが不安で家の中にはいられず、寝るときは家族中で車の中に移動するそうです。「一日中、船に揺られている気分だと家内がおびえていました。メンタルの方も心配です」と運転手さん。

駆けつけようにも、福岡から先は新幹線のすべてと在来線の多くが運休しているほか、道路の多くが分断されています。
「ご心配ですね」と私。
「九州がなくなっちゃうんじゃないかというほど心配しています」

今回の地震は観測史上4回目となる「震度7」を計測した。東北、阪神淡路、中越、そして今回の熊本です。気象庁はこの地震を「平成28年(2016年)熊本地震」と命名し、地震の翌日(4月15日)に発表しました。しかし、余震が起きるたびに震源地が移動していくことから、命名は再検討されそうです。

「震度5」とか「震度6」とか、余震という言葉では軽すぎる規模の地震が続いています。今回は4月14日21時26分に「前震」(ぜんしん)があり、28時間後の4月16日1時25分頃に「本震」(ほんしん)が起きました。地震のあとには余震があるものと思っていましたが、「前震」「本震」「余震」という順に地震が起きることもあると初めて知りました。しかも「本震」レベルの規模のものも含めて毎日100回ほどの余震があるというのも前代未聞ではないでしょうか。

こんなときは被災された方々のために私たちも痛みを分かち合いましょう。すでにお金や物資を現地に送られた方も多いと思いますが、まだの方は今日にでも動きましょう。

ローソンなど、一部のコンビニでは店頭募金も始まっています。私たちが今日できることはお金を送ることだと思います。一滴の水が大河になるように、私たちの小さな義援が現地の救助救命活動の大きなパワーになるのだと信じて。

「日本赤十字社」が行っている募金は郵便局と銀行から送金可能。
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/28/