先週土曜日はマンダラ手帳にどっぷり浸かる一日でした。名古屋駅前で午後から松村寧雄先生によるマンダラ手帳活用セミナー、そのあとは名古屋マンダラ手帳研究会の例会と、続いて行われたのです。
研究会には札幌からマンダラチャート認定講師の佐藤幸枝さんをお招きし、彼女のすごい手帳活用法を皆さんで学びました。佐藤さんのびっちり使い込まれた戦場の武器のような手帳を拝見するたびに、手帳に歴史と勲章が残っていくのだということを感じます。もっと私も使いこまねば。
この日は遠く東京、大阪などからも手帳ファンが駆けつけ、セミナーのあとの懇親会にも 12名が参加されて午後 9時まで大いに語り合いました。松村先生には最後までおつき合いいただき、終電で東京までお戻りいただいたわけですが、先生の尽きぬ情熱と体力には、いつも深く感じ入ります。
翌、日曜日は佐藤さんを伊勢神宮までご案内しました。札幌の方からみれば、お伊勢参りは叶わぬ夢のようです。
私が、「佐藤さん、早起きすれば名古屋から伊勢神宮参拝を午前中だけで済ませられますよ」とお話ししたら、「え!ホントですか?」とビックリされました。
結局翌朝は、6時50分発の近鉄特急で伊勢に向かいました。8時半には伊勢神宮に到着。時間の都合で今回は内宮だけを参拝し、おかげ横丁で赤福餅と伊勢うどんを堪能しました。とんぼ返りで名古屋駅に戻ったのが昼の12時半。
「名古屋って便利ですね、伊勢神宮まで半日でいけるなんて」と佐藤さん。たしかに伊勢神宮の最寄り駅「宇治山田駅」まで近鉄特急で83分。充分に午前中だけで参拝できます。
近いのは伊勢だけではありません。新幹線を使えば京都にも 36分、新大阪には 51分で行けます。それどころか、東京にだって 100分あれば着くわけですから、余裕で日帰り圏内なのです。
「おかげで今日は Wish-List がひとつ達成できました。 来年は東寺(京都)の生マンダラを見たいです」と佐藤さん。
それも彼女の Wish-List に入っているそうです。
ちなみに松村先生と佐藤さんと私は、来週の沖縄セミナーにも参加します。
→ http://www.e-comon.co.jp/session/?p=3370
マンダラ手帳のオフィシャルセミナーが沖縄で開かれるのは本邦初。
うまくいけば定例行事になるかもしれません。沖縄在住の方、または内地から沖縄に行ける方に是非チェックしていただきたいイベントです。
札幌で不在者投票してきたという佐藤さんと名古屋駅でお別れし、私は次男といっしょに投票所に行きました。彼にとってはこれが投票デビューで、緊張気味に投票を済ませていました。
午後 8時、投票終了時刻と同時にテレビの選挙特番が始まりました。
その瞬間、「自民圧勝!288議席」の文字が。(最終的は294議席)
自民党が勝つと予測されてはいましたが、予想を大幅に上回る大勝であったばかりか、民主党が 57議席と改選前の 4分の1に減るという惨敗ぶり。ここまでになるとは考えが及びませんでした。なにしろ、13人の現役閣僚のうち 8人が落選するなど、民主全否定の様相。
民主党政治に対する国民の怒り心頭ぶりが表れた結果といえるでしょう。知人の民主党議員(名古屋)も今回、落選してしまいました。
それにしても、あいかわらず各局が「当選確実」情報の早さと精度を競い合っているようです。その一点に担当責任者の出世と降格がかかっているとも聞きますが、投票締切と同時に当確テロップが流れるのは少々やり過ぎではないでしょか。
開票が進むほどに繰り広げられるデッドヒートが見られなくなり、かえって特番の視聴率を下げてしまっているように思えます。事実、私は途中からサッカーの決勝戦に切りかえてしまいました。以前は未明まで起きて選挙特番を見ていたのに。
選挙のたびにくり返される「大勝」と「大敗」。それは二大政党のどちらもダメという国民からのメッセージで、その受け皿となるべき第三極も今ひとつ頼りないとなったら、将来の日本は深刻なことになりかねません。
党としても個人としてもやり直しのチャンスをもらった安倍自民。
この勝利に浮かれてなんかいられないはずです。むしろ謙虚になって命がけで良い仕事をしてもらいたいと思います。
民主党でケチがついた「マニフェスト」という単語はあえて言わず、「パスブック」なる言葉を使った今回の自民党・政権公約がここにあります。今回の公約実現ぶりに注目しましょう。
★自民党政権公約
→ http://special.jimin.jp/political_promise/index.html?tg=new
仮に、政治に直接期待することは多くはなくても、国民は自分や家族には期待や希望があります。
そうした期待・希望がつくりやすい世の中、叶いやすい世の中を作ることが政治家の仕事だと思います。裏方の仕事であり、地味でもありますが、たいへん重要な役割を担っているのが政治家です。
今回初めて投票した青年たちが政治や選挙に興味をもち、選挙によって国も自分も良くなるのだということを分からせてくれれば、来年の参院選はもっと投票率が上がるはずです。それを期待したいものですし、政治から目が離せない年末年始になりそうです。
【編集後記】
◆「北条建機の未来戦略」のつづきは明日にします。