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故きを温ねて新しきを知る企画

あるブランドのボストンバッグをネット検索したら、それ以降、ひんぱんにそのブランドの広告を見るようになった。最初はなんて奇遇なんだと驚いていたが、ブラウザの Cooki(クッキー)情報からそうした芸当が可能になると知って合点がいった。

また、「ロケーション広告」というのもあるらしい。あなたが出張や旅行で沖縄にいけば、沖縄のレストランや泡盛店の広告が届くようになる。ネット技術の進化は日進月歩だり、それが我々のビジネスにおける集客や販売の常識を変えていく。過去の常識ばかりにとらわれているのはとても危険であり、過去の定義が20年から10年に、そして5年、3年へと、急速に早まっているのも現実だ。

「集客上手になりたい」、「ネットをつかって販売を拡大したい」「マンパワーではなく仕組みで売れるようにしたい」という課題をおもちの経営者は多い。「古いやり方ではなく、業界の先端をいくような新しい方法にチャレンジしたい」というあなたなら、先端を走っている人たちから情報を仕入れよう。

そうした情報源のひとつとして私が最近欠かさず読んでいるのが株式会社エックスラボ(大阪、藤 勝行社長)発行の「集客を学ぶ経営者のためのメルマガ」である。
http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=4570  (ほぼ日刊、無料)

藤社長は以前、プッシュ型の手法でビジネスを拡大させ、ピークには35名の社員を使って3億円 の年商をあげていたそうだ。しかし利益が出ず、ついには資金が尽きて倒産してしまったという。その苦い教訓を活かして再起を果たして起ちあげたのが、いまのエックスラボという会社。実は、営業内容は以前とほとんど同じであるという。ではいったい、何を変えたのか。

最大のポイントは、プッシュではなくプル型のビジネスモデルに変えたこと。つまり、お客を追いかけるのではなく、来てもらう(引き合いをもらう)ための方法に知恵を使ったのだ。その結果、今では10名弱の社員で9億円の売上げをあげ、単純比較すれば、以前の10倍の生産性が実現した。事業内容も以前のまま、社長も同じ。ただ、「考え方」と「やり方」を変えただけでこれだけのパフォーマンスチェンジが可能になったという。

●そのやり方を今月、都内のセミナーで詳しくお話しされる。場所は
虎ノ門ヒルズ。

しかも・・・。

すごいゲストを招いておられる。

藤社長と同じく大阪出身の名士。しかも工業高校出身という点でも共通していることから捨て身の覚悟で飛び込み、口説き落としたそうだ。そのゲストとは、日本が世界に誇る建築家・安藤忠雄氏である。

独学で建築を学び、一代で世界屈指の建築家にのし上がった方だ。その向上心、ファイティングスピリッツを感じ取ろう。私も昨年9月の講演をうかがったが、とても多くの刺激を浴びることができた。

2/12(金)13時~16時10分 東京 虎ノ門ヒルズ。
受講費:2,000円。

当日、受講者全員に安藤忠雄氏の近刊『仕事をつくる』がプレゼントされる。本代の方が受講料よりわずかながら高い。しかも当日、安藤忠雄さんがあなたの名を入れて直筆サインしてくれるというファンサービス付き。

故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知るというが、安藤忠雄氏から「仕事をつくる」という故きよき気概を、そしてエックスラボの藤社長からは最新の集客&販売トレンドを学ぼう。

ダブル講演が聴けて、この受講費。しかもサイン入り書籍がプレゼントされるとは、紀伊國屋文左衞門なみの大盤振る舞いとしか思えない。

残席もわずかとなってきたのも当然だろう。

http://e-comon.co.jp/pv.php?lid=4571