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和僑会アジア大会を終えて

●二日間にわたる「和僑会アジア大会 in 上海」が閉幕し、きのう帰国した。

今回の大会には幹事地区の上海のほか、北京、香港、広州、深セン、東莞(とんがん)、大連、タイ、インドネシア、ロサンゼルスなどの海外組。そして日本からは、東京、関西、名古屋、北海道、沖縄、東北、京浜多摩、九州、仙台などが参加。総勢300人の起業家が上海のホテルに結集した。

★上海アジア大会ホームページ
http://sh.wa-kyo.net/upload/ajia_fliyer_11.10.24.pdf

●初日は総会。
和僑会が発展するほどに本部(「総会」と呼んでいる)への期待が高まっている。会員の期待に十分応えられる和僑総会のあり方について約4時間におよぶ議論をした。

●和僑会では毎年一回アジア大会を開催することが決まっており、来年の開催地候補として、シンガポールと京浜多摩が立候補していた。
この日、双方が10分間のプレゼンテーションを行い、投票の結果、来年はシンガポールで開催されることが決まった。千人規模で行いたいとシンガポールの会長。早くも楽しみである。

●和僑総会の筒井修会長のもとには、北米や南米、ヨーロッパからも「和僑会を作りたい」というお話が来ているそうで、順調にいけば来年は「アジア大会」ではなく「世界大会」になる可能性もでてきた。

●開催初日(11月25日、金)の総会のあと全体交流会。円卓の中華料理を楽しみながら各地のメンバーが積極的に交流し前夜祭的な盛り上がりとなった。
どなたと名刺交換しても国際色豊かでおもしろい。懐かしい人や初めての人たちとの出会いは食事よりもエキサイティングで、夕食もそこそこに半数以上の人たちが席を立って交流に励んでいた。

●二日目の午前はお二方による基調講演。
一人目は関西アーバン銀行の元会長・伊藤忠彦氏。二人目は縄文アソシエイツの古田英明氏。

午後は三つのテーマの分科会が行われ、夕食会のあとファイナル・パーティ。サンプラザ中野くんやジプシークイーンなどのライブを楽しんだ。
また、この日はじめて披露された和僑会の歌を全員で合唱し閉会した。

●剛胆な人、繊細な人、よく話す人、寡黙な人、若い人、年配の人。
人は外見では分からないが、どんな行動をされているかを聞くと一発で面白い人は見抜けるものだ。だから話してみないと分からない。

●和僑会を誘致すると決めたある国の起業家は、首都の一等地にあるビルのワンフロアを和僑会活動用のために借りた。そして内装費用なども含めると6,000万円を投じて今年、活動を開始した。もちろん無借金で。

●また、ある地区和僑会の会長は中国最大都市に来年、中国最大級のゴルフ練習施設とシミュレーションゴルフ場をオープンする。またその設計・デザインを手がけるのは同地区の和僑会の副会長で、彼は雑誌「アエラ」でタフな中国人相手に負けなかった日本人起業家10人という特集で取り上げられたこともある屈指の建築家である。氏の設計は中国全土から中東アラブの富豪の自宅までも手がけている。

●ある地区の和僑会会員は今年92歳。経営コンサルタントとイベントプロデューサーをされている。専属モデル兼カメラマン兼タレントという肩書きをもつ妙齢の美女とともに世界をまたに仕事をされている。
氏の名刺には「男はいつも青春20歳ハタチの気力!」と印刷されているが、少年のように身軽な92歳だった。

●その他、けた違いな人たちにたくさん出会えるワクワク感はそんなに経験できるものではない。二日間ここにいるだけで頭脳をシャッフルされる。あとからこれをどう料理し、咀嚼するかは自分次第。
誰も何もお膳立てしてくれるわけではない。あくまで出会いのチャンスを提供してくれるのが和僑会なのである。

●来年はあなたも行こう。

「がんばれ!社長」をお読みになって今年の上海大会に来られた方が何人もみえた。来年のシンガポール大会は4月からチケット販売を行う予定で、もちろんこのメルマガでもお知らせするつもりでいる。よろしければ来秋、現地でお会いしたい。