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2015 ダイレクトリクルーティングに挑む年

かつてシリコンバレーでは高度な技術を持った人材をいかに確保できるかがベンチャー企業の将来を大きく左右した。当然、人材獲得競争が起きた。その結果、人材に直接アプローチして口説き落とすことができるリクルーター(採用専門職)には高い値がつくようになった。すご腕のリクルーターを雇うには、円換算で千万単位の年俸を用意する必要があるとも言われた。

そんな話を聞かされたとき、「さすが生き馬の目を抜くシリコンバレーだ」と思ったものだが、今では何のことはない。ダイレクトリクルーティングによる人材獲得競争は世界中で起きている。採用に関して世界の10年遅れといわれる日本企業もようやく競争の本質に気づきはじめているのだ。

ダイレクトリクルーティングとは、人材データベースや SNS に登録している人材に企業が直接アプローチする採用法をいう。人材の経歴はもちろん、技術、知識、価値観、家族構成などオープンになっている情報を丹念に調べ、一緒に働きたいと思った相手にピンポイントでアプローチする。それがダイレクトリクルーティング時代における人事部の仕事なのである。一見手間ひまはかかるが、会社をドライブさせる人材を採るためなら労を惜しまない。それに今までよりも求人コストは下がる場合が多い。なおかつ人材採用におけるミスマッチがなくなるので企業も人材も合理的なのである。

「え、どういうこと?」「具体的に会社は何をするの?」と思ったあなた。人材市場の新常識について行けていない可能性がある。実際にダイレクトリクルート時代に対応し、業界内で優位なポジションを築いている会社から実践例を学ぼう。それがこちらの事例集である。

「先行企業が明かす採用成功ノウハウ」(「ビズリーチ」発行)
http://goo.gl/nSwF9K  (HP の下段にある資料)

発行会社の株式会社ビズリーチ・南 壮一郎社長は以前、プロ野球「楽天イーグルス」の創業メンバーとして新球団の立ち上げに従事した。その後、自身の転職活動において感じた疑問を解決すべく2009年に株式会社ビズリーチを立ち上げた。その後、同社はあっと言う間に「直接求人」分野のトップランナーにのし上がっていった。

そもそも、本当に優秀な人材は積極的に転職活動をしているわけではない。今すぐ転職(就職)したい人たち、いわゆる「転職顕在層」が活動している。本来、圧倒的に多いのは「転職潜在層」であり、その比率は 1 : 9 ほどだといわれている。その「9」の方にアプローチしようというのである。

今後はいかにして9割を占める「潜在層」にアプローチできるかが企業の命運を握っている。そこで、ビズリーチの南社長のレポートを読んでみよう。これは月刊『人事マネジメント』2014年10月号に掲載されたもので、ダイレクトリクルーティングはもちろんのこと、従来からある手段も駆使して、目的や手段に応じてフレキシブルに立ち回れる人事部を作るのに役立つだろう。経営者と人事マンの新常識がこのレポートに詰まっている。

「人材獲得競争の勝ち方」(「ビズリーチ」南 壮一郎社長 著)
http://goo.gl/nSwF9K (HP の上段にある資料)

最後に、こうした新しい採用手法に関するセミナーをご紹介したい。

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■ダイレクト・リクルーティングセミナー
~人材獲得競争を勝ち抜くために有効な採用手法とは~
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人材獲得競争が激しさを増す中、世界標準から 10年遅れている日本の採用手法はどう変わるべきか。このセミナーでは、他社事例の紹介や、具体的な採用手法にまで言及し、コストを下げながら自社の経営戦略に合った優秀な人材を採用するヒントを伝えてくれるもの。

セミナーの申し込みはこちら (参加無料)
http://goo.gl/X0wOrA

<スピーカー> 株式会社ビズリーチ 代表取締役 南 壮一郎社長

【お客様の声】
・採用の根本的な考えを見直すきっかけになった。
・採用の本質について、非常に考えさせられた。
・人材業界のカラクリが分かって大変勉強になった。
・グローバルな観点から転職市場を見られた。
・自社でも試せそうな取り組みを学べたので、せひ取り入れたい。
・自社の活動を振り返りながらお話を伺い、改善点が見えてきた。
・マーケットの動向と今後の採用手法についてイメージできた。
・自社にまだない採用ノウハウを聞けて、大変参考になりました。

受講費は無料。ただしこちらのホームページから事前予約してお出かけいただきたい。
「ダイレクト・リクルーティングセミナー」【無料】
http://goo.gl/X0wOrA