名言

「志は塩のように溶けやすい。男子の生涯の苦渋というのもその志の高さをいかにまもりぬくかというところにあり、それをまもりぬく工夫は格別なものではなく、日常茶飯の自己規律にある、という。箸のあげおろしにも自分の仕方がなければならぬ。物の言いかた、人とのつきあいかた、息の吸い方、息の吐き方、酒ののみ方、ふざけ方、すべてがその志をまもるがための工夫によってつらぬかれておらねばならぬ、というのが、継之助の考えかたであった」(司馬遼太郎『峠』上巻より)

2000年8月1日
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名言

「ポーランドでボブ・ディランのコンサートが始まろうとするとき、ファンク・バンドをやっているという二十歳前後の男に声をかけられた。『このまえのディランを聴いたときは無残だったね。またあんな姿は見たくないな。最近はすこしはよくなっているようだね。だけど、最悪のときでも彼はグレートだった。平凡だったことは一度もない』」(アレックス・ロス『ニューヨーカー』より)

2000年8月1日
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no image 名言

「つまるところ、いかなる一般教養を有し、マネジメントについていかなる 専門教育を受けていようとも、経営管理者にとって決定的に重要なものは、 教育や技能ではない。それは真摯さである」(ドラッカー『現代の経営』下)

2000年8月1日
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最後の「真摯さ」のところが以前の訳では「品性」となっていたと記憶しています。 分かりやすいのは「真摯」さですが、インパクトの強さでは「品性」 …