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ウィークリー雑感

今週の一問一答

Q. 講演によれば、武沢さんが最初に勤められた金属加工会社では、当時の社長が毎年「現状維持」という方針を出されたとおききしましたが、その会社は今、  どうなっていますか?
  また、もし過去にタイムスリップされて、その会社を経営指導されるとした場合、どのようになされますか?

A. この会社、残念ながらずいぶん前に倒産しました。
  もし、今の私が当時のこの会社に経営指導するとしたら、まっさきに経営方針書を作ることを提案し、ご一緒に作ることになるかと思います。
  方針書を作る過程において経営者は葛藤し、時に悩み、それらを超えて勇気がわき出るような未来構想を描く必要がでてきます。
  それは社員のためというより、社長自身のために必要なものです。
  そして、社長も経営陣も社員も皆が納得できるような明るい方針書を作ることこそ、社長の一番大事な仕事だと思います。

初めて訪れた北京の印象

1.世界一物価が高い街は、もはや東京ではない。

広くて雄大、それに街全体が上海に比べて静かな印象でした。上海が東京ならば、北京は古都・京都か道路が広い名古屋に近い印象です。
歴史を感じる懐の深さがあるのですが、経済力や市場システムという点では、まだまだだなぁと思うことが何度かありました。

・ホテルの部屋でのコカコーラ 1本45元(675円)
・空港のハーゲンダッツアイスクリーム 1本46元(690円)
・マンションの価格 25万元/平方メートル
・天安門から王府飯店までタクシーで 近いのにひどい渋滞で30分
・私が誘われて入ったバー ??万円

こちらで無防備でいると、お金がどれだけあっても足りません。
幸い、現地の友人でブログ「犬も歩けば中国にあたる」の作者でもある坂之上洋子さんさんとご主人の王さんがいてくれたので、助かりましたが・・・。

「犬もあるけば中国にあたる」ブログ
http://blog.sakanoue.com/ 

洋子さんのお宅でお目にかかったITベンチャーの社長のブログ
http://cn.ce-lab.net/ja/toshi/ 

2.北京五輪準備に大わらわ

北京市内や郊外では、競技場や選手村の建築ラッシュですが、五輪ムードはまだ盛り上がってはいないようです。まだ2年ありますからね。
しかし、道路事情は大丈夫なのだろうかと心配してしまいました。
市内をぐるっと一周する環状線(複数ある)は広くて順調に流れているのですが、市内の中心部はひどい渋滞。五輪のときにどう対処するのか、気になります。


3.行ったところ

・万里の長城

 北京市内から一番近い(約1時間)八達嶺へ行った。
 急勾配だが距離が短い「男坂」と、なだらかだが距離が長い「女坂」があり、私は「女坂」を選んだ。
 中国では500メートルを一里といい、長城の総距離は約12,000里に達するので万里の長城という。あの急峻によく作ったものだと感心した。

・天安門と天安門広場
 あの天安門は、想像していたものよりも数倍広く大きかった。

・故宮博物院(紫禁城)
 日本の皇居にあたるところ。ラストエンペラーまでの皇帝がここに住んでいたそうだが、南北1キロ、東西700メーターの敷地のなかに膨大な建築物が建ち並 ぶ。圧巻!
 
・人民大会堂
 中国の国会議事堂。17万平方メートルを超える床面積で、300室の会議場・休憩室・事務室を備えている。入場料30元(450円)也。中国各地から訪れる中 国人観光客が大半だった。

・中国国家博物館
 国宝級の宝が陳列されているが、90分程度で見られる簡素なもの。
 展示物によって入場料は変わるが、この日は30元だった(450円)

・毛主席記念堂
 はく製化した毛沢東主席の遺体が見れるということで、一番人気。

・胡同ツアー
 胡同(ふーとん)とは井戸を意味する元(モンゴル)の言葉。ジンギスカン率いる元が中国を治めたとき、北京の各地に作った住宅街で、今は北京の名所と して三輪車に乗って巡る旅が楽しい。
 孫文の奥さんであり、女性政治家として大変な実力者だった宋慶齢さんが住んでいた家も胡同の中にあり訪問した。展示物をみて、改めて、すごい女性だっ たことがしのばれた。
 このあたり、夜になると上海の新天地みたく、若者でにぎわう。
 
・京劇
 英語で京劇のことを「オペラ」という。歌と音楽と立ち回り、それにひょうきんな表情や会話が魅力。とくに目の動きはお見事。
 この日の出し物は孫悟空でわかりやすかった。1時間で200元程度。

・北京ダック専門店
 観光客でにぎわう店と、本当にうまい店は違うらしい。私は観光客だらけの店へ行ってしまったので・・・。

・頤和園
 皇帝よりも実力者だった西太后(せいたいごう)が、軍費を流用して作った夏用の離宮。2008年五輪に備えてか、メインの建物が改装中だったが、中国的で 静かですばらしい避暑地だった。

・清華大学
 坂之上さんのご主人の王さんは、清華大学で数学の博士達を教える数学者。2年前にアメリカでもお目にかかっているが、天才的頭脳の割に会話がとても楽 しくジョークが連発する方だ。
 ゆっくりと学内をご案内いただいたが、この大学は理数系に強く、すぐ近くの北京大学は文化系に強いらしい。
 中国各地から学生が集まるが、とくに田舎の学生が多いのがここの特長。たしかに素朴な人たちが多いようだった。


今月もおもしろそうな本ばかり

 「月刊トークス」 http://www.talksnet.co.jp/ 

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岡田さんのご厚意で「がんばれ社長!読者です」と記載のある方で、年間契約された場合には、お好きなバックナンバーを1枚プレゼントして下さるそうです。最新4月号は次の4冊が収録されています。

『千円札は拾うな。』 安田佳生(ワイキューブ代表)著
 サンマーク出版刊 1,200円(税別)
 
『「へんな会社」のつくり方』 近藤淳也(はてな社長)著
 翔泳社刊 1,500円(税別)
 
『クール・ジャパン 世界が買いたがる日本』
 杉山知之(デジハリ学校長)著 祥伝社刊 1,600円(税別)
 
『ビジネス・プロフェッショナル』
 大久保幸夫(リクルートワークス研究所所長)著
 ビジネス社刊 1,400円(税別)
 

ハガキ専門店のホワイトベース

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