各地の非凡会に行くと、「武沢さん、その後、減量のほうは順調ですか？」とか「中国はどんな感じですか？」などと聞かれることがある。メルマガで全国がつながっているなぁ、と実感する瞬間だ。
そんな中、最近増えているのが「その後、速読の調子はどうですか？」というものだ。
そこで今日は、もう一度速読について触れてみたい。
もともと、天才的資質みたいなものが乏しい私は、”一瞬で本の内容が理解できる”とか、”すさまじい勢いでの眼球運動が必要となる”といった方法は向いていない。
でも、世間にはそうした”超人”を要求するような速読法が多すぎるような気がしていた。
そんなある日、ＳＲＲ速読法を開発した寺田さんに出会った。まだ若いし、学校の先生をしていたというだけあって、誠実で教え上手そうな青年だった。彼が私にこう言った。
「一日数時間のトレーニングを6日連続で行えば、99.5%の確率で速読法が身につきます」
問題はトレーニングの内容だが、たった6日で良いのなら、がんばれそうな気がした。しかも、ＳＲＲ速読教室のスタンスがわかりやすかった。
・超能力のような才能や、一冊を１分で読破、というような夢のような技術は追わない。ごく普通の人が、合理的・効果的に学べる速読技術を教える。
・それでも今までの読書スピードと比べて何倍にもなることが期待でき、その結果、ビジネスのあり方や学業の成果を根本から変える可能性をもった速読法である。
まずは、単行本や新書を１ページ12秒（10～15秒）でしっかりと読める質の高い読書術が得られる。200ページ程度の単行本なら50分ほどで読めて、理解度は充分実用的。
さらに、情報収集目的でサラッと本に目を通すときや、再読などの場合には、さらにスピードアップして、一冊を15分程度でも読めてしまう。
そんな２種類の読み方を自在に使いこなせる技術の習得を目指すのがＳＲＲ速読術だという。
これなら私も出来そうに思った。
挑戦してから二週間目、私は勝利宣言をした。
一分間に1,000文字程度という”中の上”程度の読書スピードだった私が、３～４倍ものスピードで読めるようになったのだ。
夢のような速さではないが、十分実用的な読書スピードを得られるようになったのだ。
だが、大切なのはその後の鍛錬だ。無意識に本を読んでいると、ついつい今までの読書法で読み、読書スピードも元に戻っている。だが、一度身につけた技術は忘れない。思い出して自己鍛錬すれば、いつでも「速読モード」に入れるようになるのだ。
その後、ＳＲＲの寺田さんの所に2.5日レッスンを申し込まれた読者が５人いたそうだ。その結果について寺田さんから報告を受けてまたビックリした。
・29歳女性：1600文字/分->2300文字/分
・35歳男性：1100文字/分->2100文字/分
・49歳男性： 800文字/分->2000文字/分
・54歳男性：1100文字/分->1850文字/分
・52歳男性：1000文字/分->2200文字/分
全員が2000文字前後、つまり１分間に約４ページを読むスピードを手に入れたのだ。これはもちろん仕事などにも耐えうる質を保った読み方であるそうだ。しかもほとんどの人が「受講前に比べて理解の質が高くなった」とも回答しているという。
もちろん成果には個人差があるだろう。だが、99.5%成功するという看板に偽りなしだ。読書仲間のあなたに、私は「がんばれ読書家！」との願いを込めてＳＲＲ速読法をおすすめしたい。
ＳＲＲ速読法 集中トレーニング
http://www.office-srr.com/CLesson.html
