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安心領域の破壊

“私は毎朝○時に起きています”とか、私は毎日こんな修行を積んでいます”などと人に吹聴しないほうが良い。
「陰徳あれば陽報あり」、つまり良いことはひっそりとやるから報われるものだ。

ひっそりと、何をやろうか?
自分自身に対して、もっともインパクトの大きいことをやろう。そんなことを考えながら、手帳に関する本を読んでいたら、「安心領域を脱出せよ」という言葉が目に飛び込んできた。

その言わんとすることはこうだ。

人々は無意識のうちに自分の殻(安心領域)に閉じこもろうとする。
その領域内にいさえすれば、心地良くて安心して過ごすことができる。
しかし、その快適さはいつまでもつか分からないし、その領域の外にはどのような未知の世界が待っているのか想像もつかない。
その安心領域という殻は、どんな”素材”で出来ているかというと、

1.周囲が自分に期待していることや、周囲の目・評判・評価
2.自らつくる自らの限界
3.変化に対する恐れ

だという。

私たちは意図的に安心領域をぶちこわしたいものだ。
そのために何をすべきか。
まずは選択肢を書き出してみよう。何かを達成しようというのではなく、安心領域の破壊が第一目的だ。したがって、なるべく大胆なことを書いてみよう。

私もいくつか書き出してみたので、その一部をご披露しよう。

・海外赴任(一年の半分は中国、米国で過ごす)
・本社を東京に移転し、家族ともども東京に転居
・広告宣伝強化(国内メルマガ読者10万人突破まで、毎月χ万円の広告費投入
・中国メルマガ読者が10万人突破するまで、中国で生活する
・新卒学生の定期採用開始
・経営パートナーを見つけ、IPO目指して戦略的な経営を始める
・政界に打って出る

いずれもが大変なことに思える。だが、慣性の法則を利用すれば、いずれもが同時達成できるほど簡単なことばかりにも思えてくる。

大切なことは、勢いを味方にすること。

そのために重い腰を上げなければならないし、リスクを背負い込む必要もある。どのような困難があるのか想像できないものもあって勇気も問われる。
だが大切な事は、安心領域を作っている殻に風穴を開けることだ。