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10万人突破、更に伸びるプレビ

2003年5月12日の「がんばれ社長!」をお持ちの方は是非開いてみてほしい。
メルマガ『プレジデントビジョン』のこんな広告が見つかるはずだ。

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個性的な現役社長を毎週取材し、メルマガにしたのがこれです。発行者の増永さんとお会いしましたが、一年で3万部までもってゆくと豪語しておられましたが、可能性はあると思います。HTMLメルマガなので、画像や映像も見ることができます。
創刊号はネットエイジの西川社長。メッセージ映像も素敵です。
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   社長を毎週インタヴューしたHTMLビジュアルメルマガ 
        『 プレジデントビジョン 』
社長がビジョンを語る!!経営、起業、ビジネスに役立つ経営者のためのメールマガジン。大事なことは社長から学びましょう!!
http://www.president-vision.com/a.php?adexid=2
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「がんばれ社長!」2003年5月12日号より
http://www.e-comon.co.jp/magazine_show.php?magid=128

一昨年、初めて増永さんとお会いし「一年で3万部」と聞いて、私は自分のメルマガに挑戦状を叩きつけられたような気分になった。
なぜなら「がんばれ社長!」は、2年7ヶ月で2,5万人程度だったからだ。

「がんばって下さい」と激励したものの、“きっと無理だろう”と内心で思っていた自分の了見の狭さと見識の浅さが恥ずかしい。

『プレジデントビジョン』(以下プレビ)は、あれからわずか一年半で読者数10万人を突破した。私が知る限り、ギネスブックものの最短記録達成ではないだろうか。増永寛之社長(以下、増永さん)は公約以上の成果を上げたのだ。

それだけでは話が終わらなかった。

今もなお読者は順調に増え続け、「20万人まではすでに視野に入っている」というからすごい。
発行者の増永さんは、東京都港区浜松町、山手線を降りてすぐ、海を臨む素敵な新築ビル17Fにオフィスを構える株式会社ライブレボリューションの若き(30才)ベンチャー経営者でもある。すでに社員数は40人を超えているという。

まず『プレビ』の概要を整理しておこう。

『プレビ』は、経営者の生の声を伝えるインタビュー形式のメルマガだ。日々変化する経営環境のなかで、企業の社長がどのようなビジョンをもち、経営課題や目標達成に取り組んでいるのかを紹介するマガジンである。毎週、月・水・金曜日の三回発行するHTML形式のメルマガなのだ。

増永さんは最初から、HTMLメルマガの発行にこだわっていたという。通常の文字だけのメルマガとは異なり、画像や動画も届けることができる。それゆえの読みやすさや臨場感が売りなのだ。
特に30秒ほどの動画をみることによって、登場人物の人となりがありのまま伝わってくるのが面白い。

しかし、これだけ手の込んだHTMLメルマガを毎週三回も発行することは至難の業だ。労力も大変だろう。そのあたりを尋ねると、増永さんからこんな答えが返ってきた。

「最初から面倒くさい作業だとわかっていました。だからやったのです。私以外、ほかの人では出来ないと思っていました。こんな大変な作業だからこそ、体裁はマネ出来ても作り続けることはなかなか難しいのです。そんな大変な作業であるにもかかわらず、私は丁寧に作り込んできました」

なるほど。
当然そこには、したたかな見通しもあっただろう。メルマガ発行を事業として成立させる見通しである。そのあたりを尋ねると、

「もちろん見通しはもっていました。他の人には出来ないメルマガを出しつつ、きっちりと広告モデルとして成立させる見通しをはじめからもっていました。絶対に利益が出ると。そうでなかったらやれないですよ」と笑って語る。

インタビューメルマガは他にもある。だが、なぜ『プレビ』だけが躍進し続けるのか。面白いから読者が伸びる、という単純な理由の他に、読者が増えるような企業努力をしてきたともいう。

まず、『プレビ』の面白さについてみてみよう。
重要な点は、インタビュアーである増永さん自身が現役の経営者であり、更には、読者層と世代的にちょうど重なることがポイントだろう。インタビュー事項はあらかじめ決めてあるとはいえ、現役社長でなければ出来ない当意即妙のつっこみ質問がある。それが『プレビ』ならではの取材力、ふみこみ力となって表れている。

『プレビ』の特徴のもうひとつは、目に見えないところにある。それは増永さんの覚悟の良さだ。

「僕は『プレビ』をあと20年は続けますよ」とさらりと言ってのけるのだ。そんなことを言うメルマガ作者は日本に何人いるだろう。若いのに根性が座っている。いや、若いから根性を据えられるのかも知れない。この覚悟の良さが、知らず知らずのうちに読者や取材相手の経営者を巻き込んでいるのだろう。

「がんばれ社長!」だって負けずに面白いインタビュー記事を書くことがある。だが、それだけを今後20年間やれるかと言われれば黙るしかない。

明日の号では、『プレビ』の読者獲得作戦と広告モデルについて、それに増永社長自身と氏が率いるライブレボリューションという会社についてお届けしたい。

プレジデントビジョン 
http://www.president-vision.com/a.php?adexid=201