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ウィークリー雑感

浙江大学出版社にて

昨日は中国・杭州市にある浙江大学出版社を訪問し、私の中国での出版についてミーティングを行ってきました。以前に一度、同社の社長とお目にかかっており、お互いに良い印象はもっています。今日は、話を一歩前進させるために出版責任者三名との面談。

熱心な仏教徒であり、ベジタリアンでもある杜さん(男性)は、中国や日本の文化・思想に造詣が深い。ダスキンの創業者・鈴木清一さんや、日本の住宅メーカーの社長が書いた本などについても話題が及び、チェックの細かさにビックリしました。

杜:武沢さんはなぜ中国に力を入れるのか?
武沢:好きだから
杜:それはなぜか
武沢:二十代のとき読んだ三国志の物語は、日本の明治維新の志士たちの生き様と同じように、私の人生に強い影響を与えた。そんな場所にいるだけで、力が湧いてくるではないか。それに中国は、食事がうまい。

爆笑のあと20分、三国志と水滸伝の話題で持ちきりになりました。

もう一人の李さん(女性)は、経済関係書籍の編集責任者で、どのような本が売れるか、売れないかについて明快な考えをお持ちでした。

李:この分野では「チーズはどこへ消えた」が大ヒットしたが、実務的な指南書よりは、読みやすい啓蒙書の方がニーズがあると思う。あなたは日頃、日本の経営者にどのようなことを啓蒙しているのか。
武沢:まずは、ビジョンを作ろうということ。会社も個人も、しっかりしたビジョンがなければならない。その中でも、特に大切なビジョンのことを日本では「志」と呼び、使い分けているが、私の最新著作は「志経営」だ。
李:中国でも会社の生涯設計が必要だ、という機運が高まっている。
武沢:それは良いことだ。それと、習慣を変えることの大切さも強調している。良い習慣がなければ良い成果は得られない。良いビジョンと良い習慣は、切っても切り離せない関係にある。そのようなことを私は、本やメルマガで申し上げてきた。これからもそれを強調していきたい。
李:習慣を変えることの必要性は、中国のビジネスマンも同じように認識している。仕事だけでなく、家庭や他の面でもうまくいっている人は自分を律している人で、周囲から尊敬もされている。
武沢:同感だ。でも一朝一夕に自分の習慣を変えられるものではない。私たちは一生を通して、新しい習慣づくりの格闘が必要かもしれない。だからこそ、啓蒙し続けなければならない。
李:ところで、「チーズはどこへ・・」の本のようなタッチで、習慣を変える物語を書けないか。
武沢:え?即答できない。だが、物語を書くのは好きで高校生の頃は友人や弟のために小説を書いていたことがある。それが結構すごい人気だった。
李:考えてみてくれないか
武沢:わかった、考えてみよう
李:じゃあ、一週間後を目安に武沢さんから出版企画書を送ってくれないか。それをもとに、次回もう一度ミーティングして方向を決めよう。それと日本で出した四冊の本のタイトルと目次、見出しをすべて中国語に翻訳したものもメールしてほしい。こちらの内部でも、ある程度の合意を作っておくから。
武沢:OK。じゃ、食事に行こう。


「署名設計」

杭州での夕食後、屋台の夜店通りを散策しました。ふとみると、ある一角に人だかりができていました。近づくと、「署名設計」の看板が。そこは、なんと、芸能人がよくするあの「サイン」のデザインを考案してくれるお店なのです。自分の名前を紙に書くと、その場で6パターンのサインをデザインしてくれ、100元(1500円)。私も遊び気分で作ってもらいましたが、一枚ずつていねいに考えながら、うなりながら作ってくれます。できあがりをみて、こんなにもサインのパターンってあるのだと、ビックリ。その中の一枚は、鏡に反射させると「武沢信行」と出るように左右反転させたサインです。床屋で鏡越しにみる時計の原理ですね。さすが、これだけでメシを喰う、というプロのすごさを感じました。日本でも、ストリートパフォーマンスとして流行するかもしれません。

日本話し方センター「話し方講座」CD12巻セット

ときどき、「朝まで討論会」をみるときがあります。内容が面白いからではなく、感情的な場面になったとき(ほとんどそうなる)の、話し手の人間性が面白いのです。
それにしても、司会者や参加者はどうしてあんなに話し方が下手なのでしょう?でも意外に、人のことは言えないかも。

・私たちは自分で思っているほど、話し方が上手ではありません。
・私たちは自分で悩んでいるほど、話し方が下手ではありません。

話しの要諦は、適切なときに適切な内容を適切な時間だけ話せること。
よどみなく長時間熱弁をふるうことや、相手を圧倒することが上手な話し手でないことはテレビを見ていてよくわかりますね。さあ、あなたに必要な話力を日本話し方センターさんのCDセットで磨きましょう。
私も定期的に江川先生の肉声を聴きながら学んでいます。

http://www.ohanashi.co.jp/cd/index.html 

東京同友会

「楽して設ける!!」

好きなタイトルではないのですが、未来工業とその創業者山田昭男氏は、大変尊敬しています。
著作も好調のようですが、ご本人の体験談を聞く機会が東京同友会であります。同友会以外の方も参加できるこのゲスト企画に、あなたも参加しませんか。

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    楽して、儲ける!! 

松下もかなわない電設資材のカリスマ・カンパニー「未来工業創業者・山田昭男」の型破り経営論とは???

 詳しくはこちら ===>     
 http://homepage3.nifty.com/prupru/miraikougyou.htm

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「究極の経営5つの超戦略」(マネジメント社)著者、矢部廣重氏が名古屋で講演会を開催。私も出席します。

「狙ったお客は80%落とせる方程式」や「21世紀の組織革命」などについて、矢部氏のベストセラー著作のエッセンスを半日に集約し、わずか3千円の会費で開催する特別企画。
60名限定ですので、お早めにお申し込み下さい。

講座内容【5つの眼力=ライバルが絶対に真似できない仕組みの構築】

  慧  眼  10年間で10倍の業績に挑戦する社長の眼力
  超発想眼  狙ったお客を80%落せる方程式
  戦 略 眼  喜びと感動を創る工場
  洞 察 眼  お客様10万人を囲い込む感動CRM
  先 見 眼  生涯顧客化・40年間シナリオ

日 時:平成16年6月9日(水) 13:00~17:00
場 所:APA HOTEL (アパ ホテル 名古屋錦)
    終了後1時間半 懇親会予定
参加費:3,000円 懇親会費:3,000円 
人 数:先着60名
講 師:矢部廣重
申込み:メールにてセミナー主催会社事務局  陽光建物サービスの
    斉藤まで h-saito@youkou.co.jp